神奈川県「青根防空監視哨跡」に向かいます



ここが目印になりそうです
「青根小学校」のシブい看板と、妙に低い「横断歩道の標識」の間に、「防空監視哨跡 20分」とか書かれています





すぐに無料駐車場に着きます
このテのスポットは毎回、「車の置き場所」に困るのですが、これはありがたいですね!




駐車場を出ると目の前に「小学校跡」があります向かって一番右の石柱が、木にめり込んで、傾いていますね?!




少しだけ小学校、寄り道します



根本からすぐ二手に分かれる不思議な木



「開校記念」ではなく
「閉校記念」の碑



かつての様子



今はほぼ、なんもない



小学校の隅に「まっぷ」がありました
行き方は様々あるのですが今回は、で書かれた「内回りルート」を参考に、右下から左上の目的地に、向かいます





消火栓



目的地までの様子道筋が確認出来るので、普通に歩けますが、夏だとちょっとビミョーか…?(2024年1月訪問)




右側に、渇れた水路が出現しました



どんどん登ります人が歩く所だけ石畳風


意外にも、おかげで歩きやすいこの石敷きは、戦争当時のものかどうかは不明



開けた所に出ました
奥に見える水路は、水が流れていました




案内板で目的地方向を、再確認します



水路の関連装置?



錆びてる…



水路を右に見ながら進みます



林の下は、R413(道志みち)のカーブ



目的地が見えてきました




到着
昭和16年頃設置、と推測されます




監視哨とは、戦時中、敵機を監視するために設置されたもので、敵をいち早く発見し、防空飛行隊や高射砲隊へ通報するほか、住民の避難誘導など素早い対応を行うためのものです。




具体的には「聴音壕(ちょうおんごう)」と呼ばれる深さ2m程の丸穴を掘り、石やコンクリートで固め、雑音を防ぎながら、反響音などにより集音しやすくした探知施設や情報室、仮眠室などが作られ、「厚木監視隊青根監視哨」とも呼ばれました。



つまりこれは「聴音壕」の名残という事でしょうか?




なんか怖い文言……
(訪問時間が夕方で良かった…)



箱の中身
石積の何か、全容が掴めない…



監視哨について
詳しい説明書きもあります


当然ながら、かなり原始的な方法で、情報のやり取りをしていたのが分かります




1942年頃に撮影された、貴重な写真



聴音壕の近くにはベンチもあり
青根の町と、道志の山並みなどを眺めることが出来ます。


展望台からの美しい景色を眺めながら、おにぎりなんか食べるのも気持ちが良さそうです


(参考:https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kankou/1026674/camera/report/1011147/1011189.html)