神奈川県鎌倉市梶原「野村総合研究所跡地」
「跡地」ですが「開放された鎌倉市の所有地」でもあるので、堂々と入っていく事が可能です
鎌倉市HPによると
「現在は市が所有しています。建物は閉鎖していますが、グラウンドを含む自然豊かな敷地を、スポーツや散策などにご利用いただけるよう一般開放しています。所在地:鎌倉市梶原4-7-1」
としっかり明記されています
建物自体は山の上にあるのですが、建物へ通ずる一本道はバス通りに面しており、今でも出入口だけはバスの転回スペースとして使われているため、出入口は必要以上に広い印象
出入口から建物までは、常に上り勾配

何か上から降ってくるかも
見上げます

上に道がある
この橋は過去に、コンクリートの一部が剥離し落下したことがあるそうです
これは帰りに撮った写真なので向きは逆ですが、全体像はこんな感じです

上下の道が十字に交差
建物に向かう坂道の右側
この階段は上の道へ繋がってるようなので、車通勤じゃなかった社員さん達が、上の道へショートカットするための階段でしょうか
進みます

大きい銘板

「野村橋」
野村総研へ向かう橋だから野村橋
かつては「村」と「橋」の下に「昭和四十年五月竣工」と刻まれていたはずですが、剥がれ落ちています
すぐ脇

橋の上から梶原山住宅地を眺めると

さっき通った道を見下ろすことが出来ます
良い見晴らしですし、高欄のサビも良い味出してます
反対側

左カーブが藪に呑み込まれそう
さっきの階段も確認出来ます
現役道路ですが、車は全然通らないし、人にも会わないし、雰囲気だけは完全に廃道か未成道です

橋を渡りきった所

同地点

ツタが巻き付き過ぎてて怖い

あまりにも廃道感が凄かったので撮ってみました

頂上の寸前、左に開けた道が出てきました
当時の駐車場か?舗装の亀裂部分から草生えてます
到着

荘厳な雰囲気


エントランス前の池には、オタマジャクシが泳いでいました

渡り廊下

野村総合研究所「創業の地」モニュメント

白線矢印の遺構
立入禁止エリアが何ヵ所かあるので、探索可能範囲は限られます

アジサイがちょうど良い咲き頃でした
頂上からの下り坂

20キロ制限の路面標識
人が少ない、静か、産業遺構を好きなだけ眺めていられる、「ほぼ廃道」を行き帰り二度味わえる、自然が豊かなのが良かったです