朝から霧雨が降り続く涼しい夜だった。
布団に入り気持ちよくうとうとしているのだが何かいつもと違う感じがした。
(いつもより部屋が明るくないか?)
カーテンが半分ほど空いていたのだが部屋の奥のまで何かに照らされているようだった。
そんなことを考えているうちに外の通りの音がだんだんと大きく聞こえてくる。
誰かの話し声がすごく近くに感じる。
「やめろー、ぶつかるー、ぶつかるー」
まだ体が動くかのを確かめるために足に力を入れてみる。
とたんに体の周りの空気の密度が高くなっていくのが感じられた。
空気の壁で体を囲まれたようだ。
うっすら目を開けてみる。
あおむけになっている自分の右側に白くぼんやりとしたものが立っていた。
(こっちに気づいていない?)
そこには長い耳を頭の上にはやしている着ぐるみの白いウサギがいた。
(・・・ウサギ?・・・)
今度は自分の頭が真っ白になる。
目を閉じ動かない体の力を抜く。まだ少しからだが動くようだ。
ウサギはまだそこに立っていた。
ウサギと目があう。
少しづつウサギの顔がこちらに近づいてくる。
ものすごく粘性の高い液体の中で体を動かしているを意識しながら半身をおこし声を絞り出した。
「・・・なに・・するんだ・・・」
ウサギは驚いた表情を見せるとまた輪郭がぼやけ白い影となってきえてしまった。
部屋は静かになりベランダの外にある街灯の明かりが窓越しに部屋を照らしている。
いつもと同じ薄暗さが戻っていた。
布団に入り気持ちよくうとうとしているのだが何かいつもと違う感じがした。
(いつもより部屋が明るくないか?)
カーテンが半分ほど空いていたのだが部屋の奥のまで何かに照らされているようだった。
そんなことを考えているうちに外の通りの音がだんだんと大きく聞こえてくる。
誰かの話し声がすごく近くに感じる。
「やめろー、ぶつかるー、ぶつかるー」
まだ体が動くかのを確かめるために足に力を入れてみる。
とたんに体の周りの空気の密度が高くなっていくのが感じられた。
空気の壁で体を囲まれたようだ。
うっすら目を開けてみる。
あおむけになっている自分の右側に白くぼんやりとしたものが立っていた。
(こっちに気づいていない?)
そこには長い耳を頭の上にはやしている着ぐるみの白いウサギがいた。
(・・・ウサギ?・・・)
今度は自分の頭が真っ白になる。
目を閉じ動かない体の力を抜く。まだ少しからだが動くようだ。
ウサギはまだそこに立っていた。
ウサギと目があう。
少しづつウサギの顔がこちらに近づいてくる。
ものすごく粘性の高い液体の中で体を動かしているを意識しながら半身をおこし声を絞り出した。
「・・・なに・・するんだ・・・」
ウサギは驚いた表情を見せるとまた輪郭がぼやけ白い影となってきえてしまった。
部屋は静かになりベランダの外にある街灯の明かりが窓越しに部屋を照らしている。
いつもと同じ薄暗さが戻っていた。