氷水を被って見せるのも良いけど、ALSと云う病の内容を先ず知って欲しい。
氷水で治る訳では勿論無い。
何のために氷水を被っているのか。
寧ろ被らない代わりのペナルティを、
負えるだけの能力を持つ人が氷水を被ってしまったら何の支援にもならない。
せめて病氣の中身を伝えてくれないか。
お金持ちは寄付した方が余程良い。
氷水被りからは流行に乗った話題作りのセルフ・プロモーションしか感じない。
iPS細胞もSTAP細胞にも凄く期待しています。
「練習の甲斐歩き方が、段々スムーズになって来ていますから快復していますね」
なんて嘘を吐き続けられることが私には出来無かった。
嘘は嘘。
快復は当時の医療技術では見込めないとしても、
訓練を諦めてしまっては歩行能力が完全に無くなってしまう。
たとえ健康体でもずっとベッドに縛り付けられていては筋力が衰え
歩行がぎこちないものになってしまうだろう。
同じことだ。
現状維持を目標に、現時点の残存機能でスムーズに移動出来る技術を付けて、
歩行能力の鈍化をカバーして貰いたいではないか。
そう、これは飽く迄も私の勝手に過ぎない。
果たしてこう言い放つ私が同じ立場だったらそれが出来るだろうか。
こんなことを考えているから、氷水を被っている姿を思い出した際に
「ああ、懐かしいな。アレなんだったっけ?」
などと云う話に至り、その内容を思い出すなり、ALSに到達するなりで
せめてこの病と闘い、理解や支援が必要とされていることを思い出して欲しいと願っている。