どんなものか…

 

共産党区議の政策広報チラシがまた入っていました。

 

とても熱心だと思います。

 

早速内容を確認してみると…

 

新年度の予算修正案を提案したと大きく掲載されていました。

 

内容で気になった点がいくつかありました。

 

区の積立金を取り崩して、

○○区同様に、△△区、××区同様にと他の区の例を挙げ、他の区でとっている政策と同様の政策を足立区でもとるよう求めるというものです。

 

他の区を参考にして、予算の議論をすることはよいと思います。

 

しかし、23区で一番よい区の例をいくつも挙げ、その全てに習って欲しいということだと、全てにおいて最高の政策をとって欲しいということになりかねません。

 

そして、予算修正の要求は、ほとんどが恒常的な財政の支出を伴うものです。


積立金を取り崩して恒常的な支出を伴う政策を行うと、確たる財政の裏付けが乏しいまま支出が続くことになります。

 

積立金は、急激に景気が悪化し、財政状態が悪くなったときや災害時に使うことが想定されていると思います。

 

その積立金が、どんどん減少すると、将来何かがあったときに対応するための資金が減少することになります。

 

足立区は、周知の通り、23区の中では、1,2を争うくらい区民の所得が低い区です。

 

区民税収入には限界があるのですから、積立金を頼った恒常的支出を伴う政策を推進することは難しいのではないでしょうか…