色々あるようです

 

共産党区議の政策広報チラシがポスティングされていました。

 

そこに、公共交通、地域のバス路線 存続 維持 が危ない

 

という記事がありました。

 

コミュニティバスはるかぜ3号が廃止されるのは知っていましたが、他のはるかぜも大きく減便されるとのことでした。

 

12月1日から、区議会の令和5年第4回定例会が始まったとのことでしたので、足立区議会のHPを覗いてみましたニコ

 

自民党議員からの質問に区長などが答えている映像があったのですが、区は、はるかぜが運行されている一部路線について、区が事業者に委託して運行することを検討しているとの答弁がありました。

 

区がバス路線維持のため、努力をするのはよいことだと思ったのですが、一点気になったことがありました。

 

仕組みはよく分かりませんが、委託運行にして、高齢者のシルバーパスを利用可能にすると、その分の費用も区が支出する必要があり、そういった点や運転士の給与引き上げの点で区の支出が増大するといった内容の答弁がありました。

 

はるかぜの路線がどうしても必要なのであれば、その事業を区が行い、運行をバス会社に委託することは仕方ないかも知れません。

 

しかし、委託運行にして多額の公費を支出する際に、シルバーパスまで利用可能にして、その分の費用も区が補填するというのは違うのではないかと思いましたガーン

 

路線がなくなって困る区民が多いからやむなく公費を投入するのに、そこに高齢者がわずかなシルバーパスの負担金だけでバスに乗れるようにする分の費用まで公費で出すというのはあまりにも納税者の負担が大きすぎます。

 

区民の生活に必要な路線維持のために区の税金を支出することに賛同する区民は相当程度いると思います。

 

しかし、それだけでなく高齢者がほとんど無料でバスに乗れるようにすることにまで区の税金を支出することに賛同する区民がどれだけいるのかなと疑問を感じました。

 

私はまだまだ現役世代ですが、自分が納めている住民税が、こんな風に使われることには賛同できません。

 

はるかぜの特定の路線でシルバーパスが使えなくなったとしても、他のバス路線ではシルバーパスが使えます。

 

税金で路線を維持することに加えて、区の委託事業にする路線でまでシルバーパスを使えるようにするというのは、過大な便益を供与することになると思います。

 

区民の税金は限りがあるので、可能な限り区民全体に利益が及ぶような使い方をすべきだと思います。

 

話は違いますが、そういった点で、PayPay利用者だけ20%~30%の還元受けることができる、足立区のPaypay還元キャンペーンも実に不公平な税金の使い方だなと常々思っています。

 

区の税金の使い方には疑問も結構あり、最近は自分が足立区に住民税を納め続けることに少し疑問を感じてしまっています。