進む高齢化

 

昨日は敬老の日でした。

 

最近は、高齢者が多くなり、敬老行事を取りやめ・縮小したり、財政的負担の増加から敬老祝い金を廃止する自治体が増えているニュースをやっていました。

 

以前は、高齢者は、社会的に弱い存在であり、福祉の対象であることが当然の前提とされてきたように思います。

 

しかし、高齢者が増えれば、高齢者であることは、特段珍しいことではなくなっていきます。

 

そして、高齢者が増えるにしたがい、高齢者は、社会のマイノリティではないスタンダードな存在になっていきます。

 

これは、高齢化が進む足立区でも同じです。

 

急激な少子高齢化を前提にすれば、これからは、高齢者を保護・福祉の対象と考えるのではなく、社会のメジャーな存在の一つと考え、可能な限り、高齢者が社会の支え手であり続けられるような施策を考えること、そのために、具体的には、高齢者ができる限り健康でい続けられるような施策をとることが求められるのではないでしょぅか。

 

こういった意味で、少し前まで足立区に存在した、生きがい奨励金という制度の廃止も、時代の自然な流れなのだと思います。

 

区・都・区には、青年から高齢者まで、みんなが社会に参加し、社会を支える存在になれる政策をとってもらいたいと思いますニコ