16~30位

 

今回の選挙で16位以降30位までの現職当選者の、前回選挙結果との比較をしてみます。

 

 

  令和5年選挙     前回(令和元)結果
順位 党派名 候補者氏名 得票数 順位 得票数
17 公明党 大竹 さよこ 4,334 17 4,504
18 公明党 いいくら 昭二 4,261 16 4,521
19 公明党 長井 まさのり 4,227 33 3,877
20 自由民主党 ただ 太郎 4,227 11 5,184
22 自由民主党 しぶや 竜一 4,116 40 3,646
23 公明党 岡安 たかし 3,968.79 19 4,426.01
24 自由民主党 しかはま 昭 3,880 13 4,969.53
25 公明党 佐々木 まさひこ 3,830 28 4,152
26 自由民主党 工藤 てつや 3,820.50 41 3,359
28 公明党 石毛 かずあき 3,751 35 3,847
29 公明党 吉田 こうじ 3,751 28 4,090
30 自由民主党 伊藤 のぶゆき 3,736.61 26 4,266.17

 

 

 

17位 大竹さよ子氏
 
得票はやや減りましたが、順位は前回と変わらず。
 
安定感のある公明党候補の典型的な例かも知れません。
 
 
18位 いいくら昭二氏
 
前回16位→18位 得票は前回から260票減
 
得票は少し減らしましたが、影響はあまりなく、順位も前回とほとんど変わりません。
 
安定感を感じるのは、17位の大竹氏と同様です。
 
 
19位 長井まさのり氏
 
順位は、33位→19位と大幅に上昇し、得票はなんと350票も増やしています。
 
公明党で、前回より票を増やしたのはこの方だけです。
 
今回の選挙の情勢で、よく350票も増やすことができたなと。
 
熱心に活動されていたのでしょうか。素直に感心しています。
 
 
20位 ただ太郎氏
 
11位→20位 得票も前回から1000票近く減らしました。
 
年来は比較的お若い方ですが、今回が4期目です。
 
自民党への逆風の影響が大きかったのでしょうか。
 
 
22位 しぶや竜一氏
 
40位→22位と、大きく順位を上げました。
 
得票も、470票増やしています。
 
自民党の現職で最も若い方で、前回当選時は無所属で当選された方です。
 
前回当選後自民党所属になられました。
 
自民党候補でも、若い年代の方は、今回、票を増やし、順位を上げている方もいらっしゃるので、やはり、ベテラン世代を回避する有権者の心理があったのかなと思いました。
 
 
23位 岡安たかし氏
 
19位→23位、450票ほど前回から票を減らしました。
 
ただ、順位も大きく変わらず、中位で当選しており、公明党の票割りが上手くいっていることが分かります。
 
 
24位 しかはま昭氏
 
13位→24位と順位を下げ、得票も1000票以上減りました。
 
今回4期目、66歳。
 
自民党への逆風の影響を受けたといえると思います。
 
 
25位 佐々木まさひこ氏
 
28位→25位、得票は300票ほど減。
 
得票は減らしましたが、順位は上がっており、かなり健闘されたと思います。
 
公明党で前回より順位を上げた数少ない候補の一人です。
 
 
26位 工藤てつや氏
 
41位→26位、得票も460票ほど増やしています。
 
4期目、中堅議員です。
 
自民党に厳しい状況下で票を伸ばし、順位を大きく上げられたことは立派だと思います。
 
 
28位 石毛かずあき氏
 
35位→28位、得票は約100票減らしましたが、順位は上げてきました。
 
2期目ですが、長らく国交大臣の秘書をされていた方です。
 
堅実な結果というのが率直な感想です。
 
 
29位 吉田こうじ氏
 
前回28位→29位 得票は、約340票減らしましたが、順位はほぼ前回と同じです。
 
今回で3期目、こちらも安定感を感じます。
 
公明党の選挙戦略は本当に固いですよね。
 
ただ、投票率が上がると、厳しい候補者が出てくるかもしれないというのも理解できます。
 
 
30位 伊藤のぶゆき氏
 
順位は、前回26位→30位とやや下げており、得票も500票ほど減らしました。
 
しかし、他の自民党候補者、特にベテランに吹いた逆風を考えると、健闘されたと思います。
 
ブログでコツコツと情報発信をされるだけでなく、地道に有権者に接する活動をされているようなので、大きく票を減らすことなく、踏みとどまれたのかと思います。
 
有権者と接する活動、顔が見える活動は大切だと改めて感じます。