食道がんの術後3年6ヶ月のCT検査と大腸がんの2年6ヶ月目にあたる大腸内視鏡検査に行ってきました。

写真は冷蔵パックに入れたニフレックです。

 

大腸検査は今回で5回目です。なんといっても超まずいこのニフレックを2リットル飲むのがこの検査の肝です。常温ではとても飲みにくく冷たくするとぐっと飲みやすくなります。

 

上手に飲むコツはネット上にいくつも出ていますので参考にしてください。今回は午前中にCT検査、午後から大腸検査があるために写真のようにギンギンに冷やしたニフレックを冷蔵パックに入れて病院に向かいました。

まずはCT検査です。造形剤が入る前に一往復。「あれ、もんどさん、胸ポケットにメガネ入ってないですか」「ああ、ごめんなさい」「ん?失礼ですけど入れ歯してます?」「あ、そうだ部分入れ歯外してなかった」もう何度もやっているので慣れてるつもりでしたが半年ぶりなのでカンが鈍っています。

さて、午後から大腸検査です。名前を呼ばれて検査室に入ると医師とベテラン看護師の他に若い看護実習生だと覚しき可愛いらしいお嬢さんがいます。

ベテラン看護師が横で実習生に説明しています。「いま、下行結腸から横行結腸に入ったところ」「おお、ウ~ン」「もんどさん、お口パクパクしてどうしました?」「ウ~ン、ウ~ン」

 

医師「ここ、癒着がひどいな。ちょっと強く押しますね」「おお、アッ、アッ」毎度のことながら冷や汗が出る。

こういうときは背中を擦ったり手を握って「大丈夫、もうちょいですよ」と励ましてほしいのだがこのベテラン看護師はこの切羽詰まった状況で「もんどさん、ウンチいっぱい出ましたか?」なんて脳天気なことを聞いてくる。

いくら爺さんでもこんな可愛い子の前で「山盛り出ました」なんて言えない。
「食べたのは検査食だけだからちょっとです」

ベテラン看護師は「開腹手術した患者さんは癒着して入っていかないの」などと冷静に説明している。「オオ、う~ん」苦しい時間がしばし続く。

2~3回目の検査のときは、3人がかりでお腹を押したり体を捻ったりしましたがどうしてもそれ以上進むことができずに途中でやめたことがあります。

「私達ではこれ以上無理です。専門の先生に診てもらってください」

「え~、あなた達専門家じゃないの」とツッコみたくなりましたが無理はしないほうがいいですね。

結果は、前回の検査で見つかった3~4ミリのポリープ2個が今回も大きさは変わってないので治療は不要、ということです。

検査は1年半に1回から2年に1回の間隔でいいだろう、ということでとりあえずはひと安心です。CT検査の結果は来週わかります。
 

 

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