術後3年過ぎたら飯豊山に登りたい。

去年あたりからぼんやり考えていました。

術後、一般病棟に戻ッてからは、点滴台をガラガラ引っ張りながら端から端まで100メートルの病院の廊下を一往復するのが日課でした。

病院の窓からは残雪におおわれた安達太良山が見えました。

「術後1年経ったら安達太良山に登るぞ」

 

そう思い、実際は、1年半後にがんになる前の倍の時間をかけてカミさんに支えられながらやっとこさ山頂に立つことができました。

私の山登りは登山と呼べるレベルではなく低山ハイキングに入ります。

2~3時間の上りで頂上に立ち、お昼を食べておそくても午後2時には温泉につかる(日帰り温泉は3時までの受付が多い)というのがいつものパターンです。

山小屋に泊まっての縦走など別世界の話です。もちろん一度も経験がありません。

ましてや体力はがんになる前より格段に落ちています。

がんになってなかったら「いつか、そのうちに」で終わったでしょう。

上手く言えないのですががんを経験したからこそやれるような気がしています。

 

追記 初稿では「一般病棟に戻ッてからは、尿道カテーテルをはじめ5~6本の管がつながった点滴台をガラガラ引っ張りながら」と記しましたが私の勘違いでした。点滴台にいつも茶っぽい液体が入った袋を引っ掛けていたのでおしっこかとおもってましたが栄養剤だったようです。エライ違いです。ニヤニヤ

加筆訂正しました。

 

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