私が禁酒をはじめたのは術後半年の内視鏡検査で喉頭部にポリープが見つかった時からです。

(当時のいきさつはこちら「ポリープが消えた」)


退院して1ヶ月ほどしてから日本酒を一合徳利に半分ほど注いで人肌に温めてちびちびやってました。


なぜかビールやワインは苦くて受け付けませんでしたが日本酒だけは飲めました。

 

これぐらいならいいだろう、という軽い気持ちでした。

主治医から食道がんをやった人の1割は咽頭、喉頭に出るので注意するように言われていたので「ウワ~きちゃったか」と食道がんを告知されたときよりも落ち込みました。

食道がんの時は突然のことで全く実感がなく、手術が終わっても夢を見ている感じでした。

退院して日が経ち、がんや再発、転移がどういうことかある程度は理解していたのでこの時は本当にがっくりきました。

がっかりしただけではなく後悔しました。

「酒なんか飲むんじゃなかった」

この時からポリープが消えた1年後の検査日まで酒は一滴も飲みませんでした。

飲んでなくてもポリープはできたかもしれません。

禁酒しなくても治ったかもしれません。

元高校球児なら「禁酒は裏切らない」とか教訓を残すところですが元球児ではないし意志が弱いのでスパッとやめるわけにもいきません。


ただ「あんなことするんじゃなかったな~」と後悔することはなるたけしたくない。

様子を見ながらちびちびと楽しく飲めたらいいですね。

 

 

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