私の勤めている塾が、この地区で認知されて、巨像名進研に合格実績で追いついたのが2010年代半ば過ぎだった。
その頃私たちは、今までは、わざわざ私たちの塾を選んでくれた人たちが来てくれた。つまり私たちの理念に賛同してくれてなのだ。これからはそうではなく見かけの合格者数につられてくる人がくるようになる。その人たちに、どうわたしたちの学びを理解し、共感してもらうかが、今まで以上に大切になるだろう。と話し合っていた。ちょうどその頃、社長の野田幹人さんは「原点回帰」をスロガーンとして掲げた。それから10年近く、デコボコしながらも、今年の実績はもう一段階上になった。
しかし、とてもじゃないか 万々歳なんてできない。「えっ あいつが あの娘が」 という涙を飲んだ教え子がいるからだ。本当に申し訳ない。まさかの不合格はありえない以上 ぼくたちの力不足だったのです。
先週から2026年の授業が始まった。私のまわりに最近はびこっている「偏差値至上主義」を退治することから始めよう。「受験生初日の誓い」というのを書いてもらう。去年辺りから増えたのが、「偏差値◯◯以上にして◯◯中学合格するぞ」ってやつです。
我が予備校時代の師、河合塾国語科講師の牧野剛さんは、「偏差値崩壊」という本を出版している。
偏差値なんぞに左右されるな と私は思っている。
受験校を確定する時の資料に過ぎないのだから。
学力を上げるために どうするか どんな学びをしていくのか ということこそが大切なのです。
その結果としての偏差値であり、合格なのですから。大切なのは、試験本番で合格答案を作ることなのです。