本日、都内の幼稚園小学校のお受験解禁日。
お受験をするお子様の多い幼稚園で加配で入った時のこと。
(定期的にではなくランダムに入っている)
教材研究もしっかりされてホントに一人一人に合った物を提供されて、保育者同士の連絡も行き届いている素敵な園。
そこで数回お会いしている年少児。
場面が変わるたびに戸惑って、理解できないのか出遅れて泣いてしまう。お友達ではなく保育者が関わるまでめそめそ泣き続ける。
あまり手出ししちゃいけないなぁ、と自分に言い聞かせながら
「どうしたの?」と聞いても泣くだけ。
「お友達は何している?」と聞いても見ることなく大声で泣く。
「落ち着いてちょっと見てごらん。お友達が何をしているか先生に教えてほしいなー。」と言うとようやく教室中を見回して帰り支度をしていることに気が付いたのか泣き止んだ。
「泣かないでできるよね。」と声をかけるとそそくさと準備を始めた。
いろんなことがまだ不安でしょうがないのかなぁ。
でも、二学期も中盤。
担任の先生によれば、毎日その状態なのだそうだ。
他にも、ハサミが全く使えないそうで、お迎えにいらっしゃった保護者の方に意を決して状況を説明されたら、
「他の子ができるのに、うちの子ができないん何て、先生がちゃんとやってくれないからでしょ!!」と激怒されたそうだ。
担任の先生がどんな風にお話しされたのかはわからないけれど、そんな言い方はないなぁと思った。
幼稚園は塾じゃないし、サービス業ではない。
幼稚園と家庭が両輪となってお子様の成長を育む場所で、「先生がちゃんとやってくれないから」という発言は違うかなぁと思う。
どうしたらできないことができるようになるか、それができたらどんな楽しい展開が待ってるか、それを幼稚園とご家庭で相談しながらお子様を育んでいく場所なのに、丸投げ発言した保護者もイライラしているだろうけれど、若い先生も傷ついただろうなぁ・・・とパートのオバぁはとても心が痛かった。
そのご家庭は人任せでお受験に向かっていくのかな?子どもの成長の第一責任者は親だよ。
私が昭和時代に現役だった頃は、ご家庭も先生も子ども達ももーっとのびやかで穏やかだった。同僚に守られ、ご家庭の皆様方にもたくさん許していただきながら、子ども達にもフォローしてもらいながら毎日楽しい幼稚園教諭時代、、、感謝しかない。幼稚園って、そこに集う人みんなで、楽しく過ごすにはどうするかをそれぞれの立場で支え合って考えるところだと思っていたのに、かなーり衝撃的な出来事だった。