娘の雛子です。

 

 

 もう30年ほど前、浅草仲見世の江戸趣味玩具のお店、助六で出会いました。

 

 子供の頃から、初詣、ほおずき市、酉の市など浅草寺に行く度、助六を覗いて、父や母にミニチュアの和玩具を買って貰いました。

 ミニチュアやドールハウスが大好きでしたが、当時はインターネットもなく、デパートや雑貨店などで偶然見つけたりするだけでした。

 しかも和風のものを扱っていたのは、当時の私が知るかぎり、この助六さんだけだったのです。

 

 

 昭和50年7月、ほおずき市の時、初めて助六さんで母に買ってもらった小さな草履と、ねずみの風車です。

 風車は、息を吹きかけると、下部のねずみがくるくると回ります。

 

 

 上の写真ではわかりにくいので、ねずみの部分を拡大した写真をご覧ください。

 

 

 雛子の部屋です。食玩やミニチュアの和家具(これは20年ほど前、新宿紀伊国屋書店の地下にあったドールハウスショップで購入しました)などで調えました。雛子の膝の上の白猫は、個人作品で、作家さんではなく、縮緬細工が趣味の女性のものです。黒猫はアフタヌーンティーにいました。雛子の着物やピンクハウス風ドレスも縫ってやれたらなあ、と思っています。