大きな子供です。
学生時代は 高円寺 に住んでいた。
行ったことある方、住んでいる方はご存知の通り、
学生や駆け出しの方に優しい街だ![]()
というのも、新宿まで快速で7分と言う立地なのに物価はとても安い。
500円あれば腹いっぱいが当たり前
日用雑貨もとても安い。
しかも、安いだけではなく、個人店の人情に溢れている。
そんなもんだから、チェーン店も迂闊に入ってこない。
多くのチェーン店が西隣の阿佐ヶ谷と東隣の中野には参入してくるのに、
高円寺には来ないのだ。
そんな高円寺には人情味溢れた定食屋さんがいっぱいある。
自分にも何店か行きつけのお店があった。
その中でも特に好きな定食屋がある。週1で必ず訪れていたほど。
しかし、高円寺を離れ、通勤途中でもないので自然と足は遠のいた。
数年経ったある日、高円寺に行ってみたくなり、寄ってみた。
やはり東京・・・自分が好きな駅、町並み、お店が変わっていた。
物悲しくなるもんだ![]()
そこで、前述の定食屋さんを訪れた。
学生時代と変わらないお店構え、メニューそしてマスター、ママさん。
お店に入るなり、「いらっしゃい。決まったら言ってねー。」
変わらないマスターの掛け声。自然とお気に入りの定食を頼む![]()
きたきた。 ウマイ、そして懐かしい![]()
思わずジーンとしてしまった。時が戻ったかのようだ。
もくもくとその定食を頬張り、食べ終わってしまう。
さぁ帰ろう。思い出に浸れただけでも十分だ。
「ごちそうさまです。」と告げる。
「***円ね~。」
やはり何も変わっていない掛け声。代金を払い、おつりを受け取ると同時に
「お兄さん、久しぶりだね~。」
「覚えててくれてたんですね。もう随分経つのに。」
「また近くに来たら寄ってやってください。」
「絶対また来ますよ。」
そう言い終えて、店を後にした。
思い出がいっぱい詰まった景色だって また破壊されるから
できるだけ執着しないようにしてる
それでも匂いと共に記憶してる遺伝子に刻み込まれてく
この街に大切な場所がある ![]()
Mr.Children 「東京」より