こんにちは!
ニューヨークから千寿です。
(プロフィールは、こちらから)
11月8日月曜日の朝を迎えたマンハッタン。
晴れ。
「ニューヨーク モーメント」
週末、用事があって
ソーホーへ行き
待ち合わせ場所で友人をまっていました。
目の前を通り過ぎていく
多種多様なたーーーっくさんのひとたちを
ぼんやりとながめるなかで
カメラを持った男性がひとり。
アパートのまえでだれかを
まっている様子。
有名人がでてくるのを
パパラッチがまってるのかなあ、、、って
その光景をみていたら
近くでカメラを持って
待機している女性も発見。
ふたりがいる近くの
古い、味わいのあるアパートの入り口は
真っ昼間から
両脇にキャンドルが灯されている。
???
なにかのイベントかなあ。
そうこうしていると、
カメラの男性が
カメラの女性に
「きた!」と合図。
人混みに隠れるようにしながら
そっとカメラをかまえた。
そこにやってきたのは
男女のカップル。
30代半ばくらいだろうか。
男性は白い肌の細身長身男。
女性はアジア系のかわいらしい女。
キャンドルの灯ったアパート入り口まえで
ふたりはあしをとめて
「なつかしいねえ。
ぼくたちがはじめて暮らした場所だね。
ここからいろんなことがスタートしたね」
男性が女性にそうはなしをはじめた。
女性も
「なつかしいわ!
しかも、キャンドルがともってるなんて
すごいタイミングね!まるで
おかえり、っていってくれてるみたい。
わたしがニューヨークにやってきて
まだ数ヶ月しかたっていなかった
NY初心者だったころね。あなたも
そうだったよね。」
ふたりは生粋のニューヨーカーでは
ないようだ。
そこで、細身長身男性が
記念にこのアパートのまえで
写真を撮ろうと彼女に、提案。
女性も賛成。
細身長身男性が
携帯をとろうと
上着のなかに手をいれ
次の瞬間、
出てきたのは
指輪の入ったあの箱だ!
女性の顔はキョトンとしている。
なにが起きているのか把握し切れていない
女性をまえに
すかさず細身長身男が
ひざまづいた。
きゃーーーーーー!!!
遠目に一連のながれをみていた
わたしもどきどきが絶好調。
いま、このタイミングで
友人が現れないことを祈りつつ 笑
たまたま目の前にいるおふたりの
その、一生の瞬間を
息をのんで見守る。
ひざまづき男は
指輪の入った箱を
パカっとあけて
緊張のなかにも
やさしいえがおで
彼女のまえに差し出した。
そして、このひとこと。
"Will you marry me?"
キョトンとしていた彼女は
一気に笑顔と泣き顔が
同時に入り乱れ
次の瞬間、
細身長身男に
思いっきり抱きついた。
"Yes Yes!!!!"
絶頂の瞬間を見逃すまいと
ふたりのカメラマンが
近寄ってシャッターを
押す、押す、押す。
ああ、、、
なんていうしあわせな瞬間を
みせてもらってるんだろう。
ふたりのあふれるしあわせをまえに
わたしも涙がこぼれた。
思わず、拍手。
ふたりの前を来ては通り過ぎていく
大勢のひとたちも
なんとなく事情を察して
拍手の渦がひろがり
やがて
大きな拍手に。
祝福の音色のように
鳴り響いた。
通りすがりのひとたちでさえも
人ごとではなく
みんなが一緒にその場をよろこんだり
たのしんだりする。
ニューヨークのこんなところが
わたしは大好きだ。
そうこうしているなか
なんと、
となりのコーヒーショップから
彼女のご両親らしき方が登場。
アジア系の彼女はもうびっくりの
連続で
涙がとまらない。
「〇〇、おめでとう!
本当によかったね。」とお母さん☺️
「ありがとう!お母さん!!!
ずっと会いたかったよ!
コロナでずっと会えないでいたから
心配してたんだよ。
いま、あなたたちがいま、
ここにいるなんて
信じられない!
夢じゃないかしら」
そういって、お母さんと
お父さんに抱きつく彼女。
コロナでずっと会えていなかったらしく
ハグ、ハグ、ハグ、
みんな涙、涙、涙。
わたしも
何年も会えていない両親のことが
心に重なり、
涙。
久しぶりの再会、そして
プロポーズの瞬間に
ご両親までも
一緒にみまもっていたなんて!
なんてすてきなの♡
細身長身男さん、
Good Job!!!だね。
ニューヨークで暮らすようになって
プロポーズの瞬間を
たくさん目撃する。
特にこれからの時期。
ロックフェラーセンターの
クリスマスツリーのしたで
なんど「箱パカ」の瞬間を
みかけたことだろう。。。
ドラマのような
ニューヨーク・モーメント。
その、
ひとつひとつの
ニューヨーク・モーメントで受けとる
愛とよろこびのエネルギー。
NYでの生活のすべてが
わたしの作品づくりへの
原動力をもたらしてくれているようにおもう。
今日も、愛とよろこびのエネルギーをもって
創作に向かおう。
待ってくださっている方への
ラブレター。
きのうの夕陽、ピンク。まるでふたりを祝福しているみたいな空だった。
今日もブログを読んでくださっているあなたが
元気でありますように
ニューヨークから、愛とエールをおくります
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