こんにちは！
ニューヨークから千寿です。
（プロフィールは、こちらから）
10月14日木曜日の朝を迎えたマンハッタン。
晴れ。
只今22度！日中は25度まであがるみたいで
もうすでに暑い。
今年の冬は、
いままでにないほど寒くなると
うわさされてるから
いまのうちにあったかな陽気を
満喫しとこ〜っと♡
「絵で支払いをする」
わたしのまわりのニューヨーカーたちは
日常の生活で、
絵と交換にサービスを受けとるひとが
います。
ニューヨークにくるまで
そんなことは聞いたことがなかったら
なんだか新鮮。
たとえば、、、
友人アーティストAさんは
シュリンク（スラングで「精神科医」のこと）との
カウンセリング代を
絵でお支払いしていて
「1万ドル分(約100万円)の
カウンセリング代がたまったから
そろそろ新しい作品をシュリンクに渡さなきゃ」
そう言ってた。
あ、こちらでは
多くのひとがシュリンク（精神科医）の
カウンセリングをふつうにうけていて
隠すことでもないし
小学生でも受けてたりする。
日常の会話の中に
「シュリンク」とのやりとりが
あたりまえにでてくる感じ。
別のアーティストBさんは
以前、手術代を
絵で交換してた。
以前、、、、
スーパースターアーティスト、
デ・クーニング
のはなしは有名で
先日MoMAで。1953年作 デ・クニング
まだデ・クーニングがいまほど有名じゃないとき
バーへ行くたびに
バーオーナーに
小さな作品と飲酒代をトレードしていて
なんと、
その後、ときを経て
作品価値があがってあがって
バーオーナーさんのコレクション
数百億円をかるく超えた！
アート作品って
アーティストの今後によって
買ったときの何倍、ときには何千倍とかに
なったりすることってよくあるから
夢がある。
デ・クーニングの話だけじゃなくて
ニューヨークで暮らしていると
昔のレストランオーナーやら
バーオーナーたちから
信じられないような面白い話を
たくさん聞く。
アーティストがあふれるここニューヨーク
ならではの
街と人とアーティストとの距離感だなあって
感じる☺️
余談ですが、
今のスタジオの前のスタジオは
デ・クーニングが創作していた場所だった！
たまたま借りたあとに
オーナーさんがさら〜っとはなして
わかったんだったんだけど
いままで美術館や画集のなかだけで知っていた
スーパースターと
思いがけない接点ができて
興奮した出来事でした。笑
きのうの夜。夫と親友宅で盛り上がり帰宅したら真夜中過ぎてた。久々の午前0時まわったマンハッタンを自転車でかっ飛ばし気持ちよかった。
今日は、ふと書いてみたくなった
アーティストとのトレードのはなしでした♡
先のことはだれにもわからない。
ではでは、、、
今日もブログを読んでくださっているあなたが
元気でありますように
ニューヨークから、愛とエールをおくります
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