1月17日が、
今年もまたやってきた。
25年前の今日は、私にとって
命をつないでいただいた大事な日。
本当ならいま、この世にいなかったかもしれない。
たまたま、前日から高熱がでて、
この日は、一人暮らしをしていた
東灘区のアパートにいなかった。
絶対に忘れてはならない日であり、
被災したすべての方への祈りの日。
さまざまな思いが込み上げてきます。
苦労して建てた家もお店も、すべて失ったバイト先のお母さんが大学生だったわたしに、
「チズちゃん、わたしは一瞬にして
大事なものを失ったのよ。でもね、
形あるものは無くなっても
自分に身についた経験や知識はなくならないんよ。
あなたが生きている限り、命がある限り
消えることはないんよ。
だからよく学んで、経験して、生きなさいね。」
そうはなしてくれた
バイト先のお母さんのこの言葉は、
25年たった今でも新鮮なまま、心に焼きついてます。
かけがえのない時間
いま、こうやって生きていることは
あたりまえなんかじゃなくて、
奇跡の積み重ね。
今日も奇跡をありがとう!