こんにちは。ニューヨークより
大森千寿がお届けします。
これから
世界で活躍する子どもたちを
育てるために
必要なこと、、、
それは、ずばり！
人の意見ではなくて
「自分で考える力」を
育んでいくこと。
この、「自分で考える力」は
想像力だったり
クリエイティブな発想だったりにも
繋がっていきますが
この力を育んでいくのに最適なのが
「芸術に触れること」なんですね。
今日は、
なぜ芸術に触れるということが
大事なのかということについて
書いていきますね。
芸術といっても様々です。
たとえば、「芸術」を辞書で引くと
絵画や音楽、文芸など独特の表現様式によって
美を創作・表現する活動、と出てきます。
日本には、美を創作、表現するものは
古くからたくさんあります！
浴衣を着ることだったり
お茶をたてる文化だったり
日本独特の芸術は溢れています。
芸術とは
「こたえのないもの。」
そして、
「正解のないもの。」
なんですね。
たとえば
アート鑑賞に出掛けたとします。
アートをみても
感じ方や見方はひとそれぞれです。
だから、
自分がどう思ったのか
想像力を働かせて
作品について
あれこれ想いを馳せ巡らせることが
できます。
子どもたちは
自分の想像力を働かせ
自由に思ったことを
発言していきます。
人の意見ではなくて
「自分で考える力」を
養っていくのです。
与えられたことに従って
こなして行く教育から一歩出て
この「自分で考える」というちからを
身につけるという教育こそが
まさに今、
これからの時代を生きる
世界に出ても活躍できる子どもたちを
育てていくにはますます欠かせない
大事な教育になっていくことでしょう。
発言する側の子どもたちも
自由に思ったことを
言える環境があり
そして、
それを聞く側の子どもたちも
人とは違う考え方が
存在していいんだということを
学ぶこととなります。
芸術を観たり、
聞いたり、創ったりすることは
子どもたちが
物事をよく観察するちからをも養い
自分が疑問に思ったことは
質問をする。
想像力を養っていくうえで
とても大事なものなのです。
今、わたしの暮らしている
ニューヨークでは
子どもたちに芸術教育が
大いに盛んに盛り込まれています。
日本で約8年に渡り
子どもたちを対象に
芸術教育に携わっていたのも
NYでの体験が大きく関わっています。
日本は、もともと
芸術が盛んな文化であり
世界のアート界の巨匠たちが
憧れる芸術がたくさんありました。
それは、
"Japonaise"と呼ばれ、
日本の芸術や文化が
フランスにわたり大ブーム。
19世紀後半にはパリを中心に
ゴッホやモネといった大物たちが
こぞって
日本の絵画や技術を自らの作品に
取り入れており
かなりの影響を受けた事実が残っています。
わたしもまわりに芸術家が
たくさんいますが、
彼らは、わたしが日本人だというだけで
憧れのまなざしで次々と質問をしてきます。
それだけ、日本は世界からみると
特別な素晴らしい芸術や文化を
もっているんですよね。
そして、
日常の生活の中にある
芸術に触れる時間を増やすことでも
今後世界で活躍する子どもたちを
育てて行くことができます。
芸術に触れる時間を増やすといっても
決して難しいことではありません。
日々の生活の身近なところに
ヒントや宝は
たくさん転がっています。
また別の機会に、今度は
生活の中にアートを取り入れた
具体的な方法を
お伝えして行きますね。
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