

今日は、ふとこんな話を思い出しました。
アダムのおじいちゃんとおばあちゃんは、
昔、ヨーロッパからNYへと移住してきました。

(約100年前に撮られたアダムのファミリー写真)
おじいちゃんは、当時たったの6歳。
幼い兄弟2人で船に乗って、身一つ、
海を渡って来たそうです。
自国にいても、戦争でこの先どうなるか。。。
子どもたちの未来を考慮し、意を決して
おじいちゃんの両親は、二人をNYへと送り出しました。
その後、おじいちゃんの両親は、
結局NYへ来るという
夢が叶わず、、、
船に乗る際に抱き合ったのが、
この世での最後の別れとなりました。
命をかけて、
自由を求めて、
アメリカへ。
数週間も船に乗って、大海原で過ごす日々。
6歳のおじいちゃんはどんな気持ちだったんでしょうか。。。
そして、ついにたどり着いた 自由の女神。
NYへ帰ると、私たちは必ず自由の女神に逢いに行きます。
おじいちゃんやおばあちゃんを感じることができるから。
こうやって、
ご先祖様がつないでくださった命。
一人でもかけていると、今の自分ではなくなります。
そう考えると、
今、いただいている命は、
決して
自分一人の命ではないってことに気づかされます。
ただただ、感謝です。