埼玉県東松山市にあるお稲荷さんです。
気づけば人生で一番多くお参りしている神社です。今年の初詣もこちらにお伺いしました。
今は行動を控えなければなんですが…この地域で初めて疫病の感染がニュースになって…箭弓様にお祈りに行かねば!と。
手水舎の天井です。美しいですね。
拝殿です。松の横にバット型の絵馬がたくさんぶら下がってますね、ベース型もあります。やきゅう様ですから…転じてスポーツ全般御加護があるようです。プロ野球選手も参拝にきているみたいですよ。
桜と松とツツジと、御本殿です。
ご祭神は、
保食神(宇迦之御魂神・豊受比売神)です。
和銅5年(712年)の創建と伝わります。奈良時代!😲 武蔵国で一番古いお稲荷様ですって!
平安中期、平忠常の反乱を押さえるべく朝廷から命を受けた源頼信は、この野久ヶ原に陣を張り野久稲荷神社に戦勝を祈願。すると夜明けの空に箭(矢)の形をした雲が敵陣方向に飛んだ🏹 これを頼信は神の御加護と信じ苦戦の末に勝利。野久稲荷神社を箭弓稲荷神社と改め、社殿の建て替えを寄進した……そうです。
本殿の裏手にある元宮社です。お狐様が咥えているのは、穀物倉庫の鍵なんですって。保食神様の御使いですものね。他にも稲穂を咥えてらっしゃるパターンもあるそうです。
朱の鳥居が立ち並ぶこちらは、末社の團十郎稲荷(穴宮)です。ご祭神は宇迦之御魂神です。
7代目市川團十郎が伝道精進のため、お籠もりして大願成就の祈願をしたところ、『狐忠信』『葛の葉』などが大ヒット!お礼に文政4年(1821)石造りの祠を建立したそうです。芸能、商売繁盛の守り神だそうで、今日もこちらの方に参拝者が多く見受けられました。鳥居に惹かれてくるのかも☺️
狛狐様。お正月はすごい人出で参拝、おみくじ、じゃがバター、全てに大行列ができていました。それらの人々をこちらのお狐様はじっとチェックしていました。まるでSPですね😃
縁結びの木です。松と栴檀(せんだん)が根を一つに合わせて生えているんです。キツネの仲良しカップルもいます❤️
扁額がビミョーに切れてしまいました(汗)天神様です。
今まで箭弓稲荷神社には混雑している時にお伺いしていて、ひとりゆっくり歩いたことがありませんでした。こんなに素晴らしいお稲荷さんだったんだ…再認識させて頂きました✨
市のボランティアガイドさんもいらっしゃるようなので、気兼ねなく人様と相対できるようになったらお願いしようと思います。
以前頂いた御朱印です。
神様方、この得体の知れない疫病を治めて下さい。食糧難、経済難になりませんように。人間に知恵を授けて下さいませm(_ _)m