空と風と川の流れを.

空と風と川の流れを.

 空と風と川の流れを求め,素の自分を表現できたら良いなと.

 自分はケチなほうだと思う。ましてや衝動買いなどするほうではない。趣味にはお金を使うほうであるが、それ以外には無頓着である。服なんかは滅多に買わないし、普段は格安で買った10枚入りのTシャツにLevi'sのデニムしか履かない。あまり見た目やおしゃれには興味がない。

 ただ、仕事などでストレスが溜まっているときは、衝動的にマグカップを買ってしまうことがある。最近、そういう自分の”クセ”に気づいた。マグに関してはよく買うなぁと。

 先日、買い物に出たときに目についたのがこのマグ。久しぶりに惹かれた。コーヒーが美味しく飲めそうだと。色も白い石のような感じのセラミックで、ところどころ茶色の粉がついている。

 とはいえ、このマグ、7ドル程度のもの。これぐらいで日々の暮らしに彩りというか、悦びが得られるならいいじゃないかと。

 

 そういえば、最近、朝、美味しいコーヒーを飲むために早起きをする。夜8時半を過ぎてからコーヒーを飲むと眠れなくなるので、その時間を過ぎると翌朝までコーヒーを我慢する。

 

 『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉があるが、米国でも同様に感じる。

 お盆を過ぎた頃から朝夕の空気の中に涼しい風を感じるようになった。いよいよコーヒーが美味しく感じる季節がくる。

 釣りの際に写真と動画の両方を一台のカメラでカバーするために買ったソニーα6400。いろいろ不満や不都合があるとはいえ、総合点と値段、コストパフォーマンスを考えるとかなり良いのではないかと思う。

 

【良い点】

 まず小さくて軽い。釣りしている時に使っているランバーバッグ、ベルトに取り付けるタイプのポーチに入れて持ち歩いても重さを感じることもない。

 生活防水が装備されているので水辺でもそれほど気を遣う必要もない。

 性能面として、今現在、APS-Cの最新機種としてα6700があるが、それ以前、α6600以前ではα6400と同様のセンサーが使われていたので画素数や解像度では差がない。差があるのはボディ内手ぶれ補正機能があるかないかで、α6400は手ぶれ補正機能は装備されていない。

 ただ、レンズの性能の差が露骨に出る。

 当初、ソニー16-50mm F3.5-5.6のキットレンズ、18-105mm F4 G、から使い始めて、すぐにソニー35mm f/1.8 OSSの標準レンズ、一番最近ではソニー E 24mm f/1.8 Zeissというレンズを使っているが、このE 24mm f/1.8 Zeissとα6400の相性が良いのか、写真はともかく、動画を撮影した際の画角、解像度とシャープさ、ボケ、発色においては全て感心するレベルでとても満足。軸上色収差もほぼ気にならない。ただ、周辺光量の低下は多めで、色が鮮やかに出過ぎるのでそこは使う側の好みも分かれるところだとは思う。

 【悪い点】

 正直言って、手持ちで動画を録った場合においてはブレがひどすぎて使えたもんじゃない。ジンバルに装着して使えばいいのだが、実際の釣りの場合ではいちいちジンバルへの取りつけと取り外しの手間を考えると現実的じゃない。手ぶれしている動画も手作り感というかレトロ感があってそれはそれで味がある、というかもしれないがそんなレベルじゃないほどひどい。撮影後にPC上で手ぶれ補正処理をしてようやく使えるかというレベル。

 

 手ぶれ補正と色深度の点のマイナス要素を考えるとα6700かα7CIIへの買い替えを考えてしまうが、それ以外は全くと言っていいほど問題はない。映像制作のプロではなく一般人が趣味の範囲である程度のレベル、クオリティーで写真と動画を録る分に関してはとても良いカメラと思うし必要にして十分だと思うが。。。。やっぱり買い替えようかなと悩む自分がいるのも自覚している。

 

 固有種の生息や存在を脅かすのでイメージが極めて悪いの『外来種』。

 海を隔てて運輸や貿易、観光などで人々の往来を通じて外来の生物が国内に生息してしまう生物のことを『外来種』と呼ぶが、固有種の生息や存在を脅かし、生態系への影響を与える。それだけではなく、農作物へのダメージがあることもある。

 

 日本では、アメリカザリガニ、シロツメクサ、セイヨウタンポポなどがそうである。釣り人にとってはブラックバスも有名かつ悪名高い外来種である。ニジマス、ブラウントラウトも元来日本の固有種であるはずもなく明治期に移植された外来種である。一般的に外来種は忌み嫌われるものである。

 

 ある日、毛鉤の種類をネットで調べてみると、"Japanese Beetle"という名前が目についた。Japanese Beetle、つまりカナブンである。 カナブンは米国では有害外来種 (Invasive Species)に分類され、1916年に貿易を通じて持ち込まれ、農作物の被害も出ていているそうで、農業における害虫駆除の対象であるそうだ。

 

 日本国内で外来種で不平、文句を言う人は多いが、日本から外国に出ていって迷惑をかけている可能性がある外来種についてはどれだけ認識があるだろうか、と、ふと疑問に思えた。

 

  でも、このカナブンを模した毛鉤、米国の川での夏場の釣りではよく釣れるんだよ。