空と風と川の流れを.

空と風と川の流れを.

 空と風と川の流れを求め,素の自分を表現できたら良いなと.

 

 

令和8年、西暦2026年、新年があけました。今年もよろしくおねがいします。

 

 今年も新年の抱負を書き綴っていきたいと思います。

 

 【仕事】

 かつてないほど仕事に打ち込んだ昨年はあっという間に一年が過ぎた。昨年はなにかと結果を求めて走り回り動き回り、寝てる時以外仕事のことばかりしていたが何も形にならなかった。今年は昨年取り組んだことを形にしていかなければならないし、こつこつ仕事をしていれば自ずと形になっていくだろう。

 年齢とキャリアから考えて、新しい分野に取り組むことなんて普通はない。一般的に私ぐらいの年齢とキャリアではそれまでの経験を継続して変化よりも充実させていくことを求めるものだろうけど、ときどき普段の仕事から副産物的に派生してくる仕事もある。Spin outっていうんだね。

 昨年はその副産物的な研究があまりにも面白く、その重要性もあり、しかもあまり研究されていない分野。しかもそれらは自分のこれまでの技術と経験で実現可能な内容。今年はとにかくその内容で論文を最低限一本、その内容で研究費を申請して獲得することが最大の目標。

 それ以外ないな。

 

【釣り】

 昨年、一昨年とあまり釣りに行けなかった。

 2020年からノースカロライナ州チェロキーの川に通い続けたがそろそろ飽きてきた。

 自宅から4時間あまりで、キャンプをしやすく釣りができる川、そんな場所がないかと探してみると、サウスカロライナ州とノースカロライナ州を州境ちかくに良い場所を見つけた。その川沿いに無料のキャンプ場もある。そこに通おうかなと思ってる。

【写真・動画】

 もう少し仕事に向かう心を緩める意味でも趣味に時間を割いたほうがいいのかもしれない。

 カメラに関していうと、機能を求めていくと、時々楽しさを失うこともある。思い返すと、動画制作を始めるにあたってソニーα5100という最も安く小さかカメラを使っていた。その頃が一番楽しかったと思う。しかしα5100の機能面の制限からα6400に発展させてα7CIIを今使っている。しかしあまり楽しいと思わなくなった。調節する変数が多くなりいろいろ難しくなり過ぎたのだ。ここで原点に戻ってもいいのだが。そういう感じで、もう少しいろいろ楽しめるようにしたいのだが。

 

【生活】

 今年はいろいろなものを断捨離していこうと思う。増え過ぎたカメラ機材、キャンプ道具、増え過ぎた本など。いろいろ整理してあまり物がない空間を作ろうかと思う。しかし実際のアパートの広さからすると無理が多いので、今年は引っ越しも画策している。

 あとは規則正しく健康的な生活を目指す。今年の秋ごろからほんとうに体力がなくなって朝も起きづらくなった。ちゃんと野菜中心の食生活も考えなければならないなと。

 

 今年もよろしくお願いします。

 令和八年 元日

 

 

今年ももうあと残り僅かになった。今年も本ブログで自身の一年を総括してみる。

【仕事】
”突っ込む、ぶっ込む、やってやる”
 まさにそんな一年だった。いろんな思いや悩みを背負いながらも、自分自身の可能性と能力を信じて戦うしかなかった一年だった。あっという間に過ぎた。
 実はいうと、今年の年明けの頃は米国での仕事を辞めて日本に戻ることを真剣考えていた。年齢も年齢だし、まだ元気に身体が動く間に理想とする生活をいろいろ画策していた。なによりも日本に帰らないことには身の上にある問題を解消、解決できないと考えていた。
 しかし、そんなところにまったく予想していなかったことが起きた。
 まず、自分の仕事上に最も重要な実験機器が壊れてしまった。今の職場に移動してきて11年。ずっと使い続けてきた。いい加減寿命がきたのだろう。途方にくれた。修理費の見積もりも数百万円かかる。所属元は修理費の捻出は困難であることは自明だった。
 そんなときに米国全体に渡る研究費の削減。今年2月のトランプ氏が大統領に就任して最初の大きな改革として政府効率化政策(DOGE)が発令されて、医学研究を含む様々な分野の研究に対する予算が大幅に削減された。当初はおよそ50%が削減されるとのことだった。
 その影響は自分が所属するラボも影響を受けラボの運営も危機的な状態に陥った。
 私自身は顕微鏡が壊れて仕事ができない。ボスは私を放出、解雇を画策してきた。実際、他のラボのパートタイムあるいは移籍してくれと頼まれた。実際、ラボ内のメンバーのうち何人かは解雇通達が出された。
 正直言って頭にきた。11年間ラボに貢献してきて数百万円の危機が壊れたので解雇なんて、俺はその程度の価値なのか。研究は作業じゃない。人と頭脳と経験でするものだ。 俺の価値はたかだか車一台程度の価値なのか?そう思われているなら到底納得できるものではない。ボスに食ってかかった。
 これまで、自身の研究に打ち込むべく研究専門職の立場に執着してきた。研究だけできる生活に満足していたし昇進や研究資金の獲得には興味がなかった。しかしそうはいかなくなってきた。それなら壊れた実験機器の修理費と新規入れ替えの費用を自ら獲得してやる、そう宣言した。つまり研究主任職を目指さざるを得なくなったのだ。具体的には、研究費を獲得するための申請書を作成して応募しなくてはならない。これはこれで一つの大きなハードルでありかなりの時間と労力が要求される。もちろん専門英語で作成しなくてはならないのだが、苦手だの難しいだの言ってられない。やるしかないのだ。

 研究費獲得のための行動はすぐに取りかかった。 ”Innovation".、つまり革新的なアイデアと方向性かつ実現可能性を盛り込んだ内容を書いて、予備実験データを添えて書いていかなければならない。2021年、2022年頃に同様のことを取り組んだことがあったが、今回は内容に厚さを持たせつつ取り組んだ。結果七月中に二本の申請書を投稿することができた。内容も革新的という意味で自信があっただが、一本は私の”年齢とキャリアが長すぎる”という理由で採択されなかった。もう一本は合衆国議会の予算執行の遅延のせいで審査結果が来年まで延長されることになった。
 研究予算申請書の作成をしていると、新たに学ぶことが多いため、思考と論理が整理され研究上の切り口がかなり鋭敏になったし、成長を実感することになった。そういう変化は自分だけでなく周囲、ラボのメンバーからの扱いも違ってきたように思う。
 さらにあるアイデアが偶然にも革新的な内容ということで特許を取れるのではないかということになり、それも書類にまとめて申請したいわゆる”特許出願中”ということになった。まさか工学部でもないのに特許に関わるなんて思ってもみなかった。

 気がつけば12月になっていた。
 3月から無我夢中で仕事に取り組んだ。これまでも仕事には真摯に取り組んできたつもりだがかなり深く図太く取り組んだと思える。 なによりも、あっという間に一年が過ぎた。これは老けたからではない。休む間も惜しんで仕事に取り組んだ。研究を生業に選んでから最も真剣に取り組んだからである。
 

 しかし、この一年を振り返ってみると、一所懸命、大袈裟かもしれないが全身全霊で仕事に取り組んだ。しかし、何一つ形になるものはなかったことに気づく。

まさに東奔西走。しかし、その度に何らかのトラブルと予期せぬ変更などが重なり、落胆と自身を鞭打つことを繰り返してきた。だが何も得るものがなかったのだ。なにも形にならなかったのだ。年末になってはじめて空をみつめてそんな思いになった。とはいえ、そういう報われないこともこれまで何度も経験してきたのだから。この世は結果こそすべて。過程を考慮されるような年齢でもない。

 

【釣り】

 仕事に打ち込んでいたので結局今年は4月、7月、9月、三度しか釣りに行かなかった。釣り動画制作もまともにできなかった。

 2020年からずっとCherokeeに通いつづけてきたが、そろそろ飽きてきた。

 

 

 【写真・動画制作】

 これもまともにやっていない。新たにカメラもレンズも買わなかったし、それどころじゃなかった。

 

 【生活】

 年始に、「綺麗に生活する」と書いたと思うが、相変わらず散らかったアパート。片付けや掃除が苦手なので美しさとは程遠い。ほんと、今年は仕事をしたことしか思い出せないよ。なにか特別なことはなかったように思う。

 あまり写真を撮る機会がなかったが、今年撮った一枚を選ぶならこの写真。

 

 7月に一つの旅から戻ってきた翌日にそれまで乗っていたボルボXC70(2011年製)の電気系が故障して動かなくなった。そのXC70は昨年に燃料ポンプとエアコンの修理に大金を使ってしまった。釣りにいくにあたり毎回片道5時間以上運転するので車が壊れるリスクはできるだけ避けたほうがいいので思い切って買い替えたのがこのボルボV90クロスカントリー(V90CC)。

 V90CCはボルボの現行ラインナップでは最高級車種になる。トヨタに対して高級グレード車がレクサスであるように、ボルボの高級グレードにはポールスターというものがある。そういう意味ではこの車はトヨタでいうところのクラウンのような位置付けになるのだろう。値段もだいたい同じぐらい。

 元来、私自身贅沢品は好きじゃない。車においてはボルボのワゴンであればなんでもいいと思っていたが、そんな自分がV90CCという最高級グレード車に乗るなんて少し抵抗があった。しかし、できるだけ早く日常の足を入手する必要があったのと、思ったより手頃な価格でローン組んで払えないことはないと思ったので思い切って買った。

 

 この写真は、週末の職場の立体駐車場内、車を停めてふと振り返ったときに撮った。

 今年は週末も休まず仕事をした。週末に休んだ記憶がない。立体駐車場も週末なので他の車は停められていない。そのまま職場がある建物の中に入っていっても誰もいない。他人と会うこともない。それでも自分の仕事をするために職場にくる。そして、この車は自分が仕事を終えてくるまでここで待っていてくれる。

 そんな一枚の写真。