一通り文法事項を学習した生徒からの質問で多いのが
「~こと」は結局Whatなの?Thatなの?
というもの。
問題をこなしていくうちに感覚が身についてくるものですが,
一応説明しておくと,どちらも「~こと」の意味を表します。
1.What V 「Vすること(もの)」 / What S V 「SがVする(もの)」
「~こと」を表すwhatは関係代名詞で,the thing(s) whichと同じ意味を表します。
(1)私を怒らせたのは(私を怒らせたことは),あなたの態度です。
The thing which made me angry was your attitude.
=What made me angry was your attitude.
(2)私が今欲しいのは(わたしが今欲しいものは),新しいコンピューターです。
The thing which I want now is a new computer.
=What I want now is a new computer.
2.That S V 「SがVするということ」
「~こと」を表すthatは接続詞で,一つの名詞句を作ります。
主語に使う場合は文頭が重たくなるので,仮主語itを使って
thatは後ろに持ってくるのが一般的です。
(1)彼はパーティーに来ると(いうことを)言っていました。
He said that he would come to the party.
(2)彼女が無罪であることは明らかです。
That She is innocent is obvious.
=It is obvious that she is innocent.
(省略の可否については,また後日…)
他にも,節の中が完全文か不完全文かなどの識別方法があるのですが,
他動詞の目的語が欠落している不完全文は生徒たちにとっては見分けにくいようです。
慣れるしかないということでしょうかね…
〔練習問題〕空欄にwhatまたはthatを入れなさい。
(1)私は彼がそんなに正直な男性だってことを知りませんでした。
I didn't know ( ) he is such an honest man.
(2)私は彼女が私に言ったことが理解できませんでした。
I couldn't understand ( ) she said to me.
(3)私が驚いたのは,駅ですれ違ったその男性が福山雅治だったということです。
( ) surprised me was ( ) the man ( ) I passed by at the station was Fukuyama Masaharu.
