今回は、ようやく排斥問題を扱った研究記事が出ましたので、それについて書きます。

 

よほど紆余曲折があったんでしょうねえ。遅れに遅れて今ようやく8月号出ました。

 

内容に関する詳しい検証は他の優秀なブロガーにお任せするとして、ざっくり私見を述べたいと思います。

 

まず、用語の変更ですが、これは最近のJWトレンドですね。

 

1.「排斥」という表現をヤメて「会衆から除かれた」に替える。

 

つまり、排斥やめましたという言い訳に使うためだけの用語変更と思われます。会衆から除かれるって要するに排斥されたってことなんで、なんも変わってません。

 

2.「審理委員会」という名称をヤメて単に「委員会」に替える。

 

会衆内で長老が裁判官のように振る舞っている印象をなくすためだけの用語変更と思われます。

 

成員を裁く、これは長老特権のひとつでもありますので、実質はかわらないでしょうね。ただし、「審理委員会」(これからは「委員会」という)の内情に関しては、長老宛に詳細な手順等の変更の手紙なり指示なりが飛んでくると思いますので、今後のリーク期待。

 

3.除名者(つまりは排斥者)への行動は、個人の良心にゆだねることに変更する。

 

これはチョット前の統治体指示にあったように、簡単なあいさつとか会話がオッケーになりましたが、会衆の責任から個人の責任へ「責任転嫁」しただけです。

なにやってもいいけど、その結果についてはキッチリ責任とってもらいますからね、ということです。まあ、日本人には荷が重いかな?海外では当たり前の考え方ですが。

それより、挿絵が「除名者」と電話している場面なんですが、これって少し前まで電話に出ないのが正義ってカンジの挿絵や動画でしたから、とんでもない方向転換ですねえ。

 

挿絵1:これが電話オッケーの挿絵ですが・・・逆にこの「除かれた人」、なにしでかして「除かれた」のか興味深々なんだけど・・・邪推ってものですかね。

 

ただし!背教者(つまりはJWの児童虐待問題とかのホントの話をリークするひと)への扱いは非常に厳しく、情報統制の手は緩めないようです。まさに北〇鮮とか〇国共〇党です。

 

4.復帰への期間が曖昧だったのをヤメて「数か月」と具体的に指示された。

 

特にイジワルな長老がいると、悔い改めの証拠がないとか(そもそも無視してるから意味ないけど)何年でも排斥状態を決め込むってのが陰湿な日本の風景でしたが、数か月に劇的短縮!こりゃ場合によっては修羅場も見られる可能性が・・・

 

 

いろいろ変更しましたが、排斥は別として(お金の問題)、実は、これは大変更の前振りでしかないというのがわたしの見解なので、その点についてはまた今度。