皆さん、大変お久しぶりです。
このところ、読むばかりでちっともブログを更新していませんでした。

と、言うのも、ZOOMになってからは物理的にJWに接する機会が極端に減ってしまって、集会もオンラインにしているももの、最初から最後まで全く参加することも、見ることもありませんでした。

そうなるとJW出版物もアメブロの解説を読む程度で、原本を読むことも無く。
なーんにも影響を受けないと、意見も無くなってしまうものです。
がしんしょうたん【臥薪嘗胆】という故事成語がありますが、まさにそれで、人間というのは目の前からいなくなったものに特別な感情を持ち続けることは難しいですね。

じゃあなんで今回書いているのかといえば、みそかさんの記事で最近新しい理解の調整があったと知ったからです。

理解の調整というと聞こえがいいですが、単なる気まぐれの思い付きを「理解」とか言っているだけで、どうせまた解釈はコロコロ変わるに決まっています。

よく恥ずかしげもなく「新しい光」などと豪語できるのか・・・JWって厚顔無恥を絵にかいたような組織ですねえ。まあ、トウ痴態の面々を見ていると納得ですが・・・

で、本題であるダニエル12章にある復活とか命の書に関する「理解の調整」記事についてですが、結論からいうと、

「この世代に起きると言うハルマゲドン(つまり大患難)先延ばしスキームの一環」

ですね。分かり易くいうと。

以前の理解が掲載されている記事を参照すると、当時の「油注がれた」者たちや、第一次第二次世界大戦といった、それこそ当時の「終わりの日」の預言が成就している証拠を列挙して、そこに当てはめていたダニエル12章。

ところがドッコイ、この世代だと思っていた人たちはみーんな死んじゃって、いなくなっちゃった!アクロバティックに考え出した「重なる2つの世代」もドンドン高年齢化して怪しくなる一方。こりゃ誤魔化すのは大変だぞ・・・てことで、とりあえず延命処置としてダニエル12章の成就を無限の将来にブッ飛ばした、ってところですね。

そして、もうひとつ肝心なのが、

「ハルマゲドンで人類のほとんどがブッ殺されるという表現を少しでも緩和したい」

という思惑ですね。

以前なら、この手の記事には、派手な宝石ジャラジャラおばちゃんとか、パンクロッカー的若者や成金ビジネスマンが、地面が割れたり火が降ってきたりして滅ぼされる一方で、JWは燃え盛る都市を背景に楽園に続く道を列になって歩く・・・的な挿絵が必ず掲載されていたはず。

ところが最近のも塔の挿絵の傾向は「南国の楽園でウフフアハハ」的な、リゾート開発のパンフレットと見まがう挿絵ばかり。

どうやら、過激な「おまえら皆滅びるぞ、話聞けよ!」路線から、「こんないいことありまっせ!楽園きますよ♪話聞いてみない?」路線に変更したみたいですね。

まあ、このご時世、以前のやり方ではカルト宗教的JWは淘汰されてしまうのが見えてきたんでしょうね。さすがに幹部もそんなにバカじゃないですからね、特に援助者の皆さんは。

てことで、路線を徐々に変更して脱カルトしているJWの一端が垣間見えた記事が今回の理解の調整記事だってことです。