我らがモリスちゃんの「ぶっ飛び講話」を書き起こしてくださいましたね。お疲れ様です。そして有難う御座います。
こうやって文字で読むと、改めてその考えの異常さが際立ちますね。
思ったのは、モリスは「背教者」に対する憎悪の念がハンパないってことです。
じゃあ、彼が何度も言及している「背教者」って誰なんでしょうか。
洞察の本の「背教者」の項目にはこう書かれていました。
クリスチャン・ギリシャ語聖書では,この語はおもに宗教的背反に関して用いられています。すなわち,真の大義,崇拝,神への奉仕から身を引くこと,もしくはそれらを放棄すること,したがって以前に公言していた事柄を放棄すること,および主義や信仰を完全に捨て去ることを意味します。エルサレムの宗教指導者たちは,パウロがモーセの律法からそのような意味で背教したとして非難しました。
おいおい、パウロも背教者呼ばわりされてんじゃんか。
て、ことは、モリスちゃんは「エルサレムの宗教指導者」サイドってことね。なら、話は分かるwww
冗談はさておき真面目な話、この講話でモリスが「背教者」に対して、大変苦々しい思いを抱いていることが随所に表れています。
神の敵だの、ゲヘナに行くだの、うじに食われるだの、散々ディスっています。
これはつまり、この講話は単なる一般的な「神の敵」に対する話ではない、ということです。
ターゲットはズバリ「覚醒して組織から離反した元JW達、特にネットで組織の真相を暴く活動的な人々」です。
敵はロシアでも中国でもありません。
かつて仲間だったはずの元JWたちに対して「神の敵」だと言っています。
彼が「神の敵」とした人々を描写している言葉を抜き出してみます。
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私に反逆した者たち
エホバ神に反逆する者たち、敵たち
背教者やエホバの敵
エホバの名を汚してきたどうしようもない敵たち
神に反逆した背教者
エホバ神に献身していたにもかかわらず、背教の首謀者である悪魔サタンの側に付いた
世の友になろうとする人は神の敵
私たちはエホバの敵たちと直に交友を持つことも、オンライン上で交友を持つこともしたいとは思いません。
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やっぱり、組織のヤバい部分をネットで明らかにする活動家を想定していることは間違いないでしょうね。
よっぽど腹に据えかねているんでしょう。
無理もない、隠しても隠しても雨後の竹の子のようにヤバい情報がネットに出てきますからね。
児童に対する性的虐待、あちこちで起こされる訴訟、とんでもない額の賠償金、統治体が如何に贅沢な暮らしをしているか、JWの解釈している聖書預言がとんでもない間違いであることなど・・・
枚挙にいとまがありません。
それをネットでばらすヤツら、ひとり残らず死にやがれ!って思ってるんでしょうねえ・・・
でも、途中でこんな言い訳もしてますね。
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これはエホバを愛する人たちにとっては良い知らせです。エホバの名を汚してきたどうしようもない敵たちがいなくなるのです。彼らは滅ぼされ、永遠に存在しなくなります。私たちは誰かの死を喜ぶわけではありませんが、神の敵たちがいなくなることを望んでいます。
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死ぬことは喜ばないが、いなくなることは望む???
いなくなるって死ぬことでしょう?同じことですよね?つまり、ヤツラが死ぬことを切望していると。
神より先んじて勝手に裁いて死の宣告ですか?モリス君。
君は何様ですか? あ、統治体でしたね。そうそう。やがて天で王になるんですね。
そんなやつが王になる王国は地獄ですよ、きっと。こんな暴君が王だなんて、あの皇帝ネロも真っ青ですね。
自分を悪くいう気に入らないヤツを敵呼ばわりして、死ね死ね言ってる人物が最高指導者になったら世の中どうなるか、火を見るより明らかです。
そんなに敵たちに鉄槌を下したいなら、どうぞ早めに天にお行きなさいな。