昨今の集会中止にあたって、ストリームで集会の動画を見るようにいわれていますが・・・
うちのチョーローさんがメールで言うには、「これは大患難で表だって集まれなくなったときの為の備えだ」って・・・
「今は終わりの日の最終部分なので、このようなことはこれから色々ある」と。
ほほー。
んじゃ、これからずっとこの形式で集会やってほしいものですなあ(笑)もうすぐ終わりが来るんでしょ?
で、思い出したのはJWがよく使う、終わりの日のしるしって聖句。
マタイ24章3節。
3 イエスがオリーブ山の上で座っていると,弟子たちが自分たちだけで近づいてきて,言った。「教えてください。そのようなことはいつあるのでしょうか。あなたの臨在と体制の終結のしるしは何ですか」。
で、それに対するイエスの答えが戦争や地震や食料不足ってことなんですが、ルカ21章10節には「疫病」もある、(最近のJW聖書では「流行病」ってなってる)とのこと。
エイズやエボラ出血熱など、これも終わりの日のしるしだと出版物で盛んにあおってます。
ま、今回のコロナもそのうちネタとしてじゃんじゃん使うんでしょうねえ・・・
すっかり「終わりの日のしるしだ!」って益々「信仰」を深めたJW諸氏も大勢おられるようですし。
でもこのマタイの聖句、あなたの「臨在」って言葉が出てきます。
JWのいう「臨在」とは、「到着して在位することそのもの」ではなく、それに付随する期間も含め、注意を向けるといった目に見えない状況も含む、という、なかなかアクロバティックな説明をしています。
それというのも、散々予告していたハルマゲドンが、1914年に来なかったものだから、「これは目に見えないイエスの臨在だったんだ!」ということにしたからです。
それ以来、「臨在」はイエスが実際に王として天から地に支配を行うのではなく、「目に見えない、注意を向けている状態」という、なんともボヤ~っとした説明になっとるわけで・・・
これなら、いくらでもハルマゲドンを先延ばしにできますね。
大体、イエスの弟子たちは、イエスが今すぐ自ら王となってイスラエルに新王国を樹立し、ローマの支配から救出する、と考えていました。
なのに、突然JW風の「あなたの臨在」なんて質問をした、とすること自体、ナンセンスです。
だってその時の弟子たちは、まさか自分たちの主がもうすぐ死ぬなんて(何度も言われていても)思いもよらなかったでしょうし。
まして、霊者として将来のある時点で目に見えない形で「臨在」するなんてこれっポッチも考えてなどいなかったはずです。
彼らの頭にあったのは、「あなたはいつ王になるのですか?新王国樹立はいつですか?今ですか!?」オンリーです。
JWが言うように2千年も先のことなんでだーれも思ってません。
そんな相手にイエスも悠長jに2千年も先のことを話すわけない。
体制ってのは、彼らが生きて生活していた現体制、つまりエルサレムの神殿をよりどころとするユダヤ教体制、それだけです。
なのでコロナもエボラもエイズも終わりの日のしるしと無関係です。この預言は2千年前の出来事ですから。
色めき立って「終わりが近い」って騒ぐ必要ないですよ。
ちゃんと政府の要請にしたがって、早々に集会を再開なんてしないようにしてくださいね(笑)