ほぼ日の學校 秋の課外授業ねじまき鳥クロニクルの扉をたたいてみよう | サッチーのミーハーシナリオブログ

サッチーのミーハーシナリオブログ

アダム・ランバート(Queen)=神の声域
成河(ソンハ)さん=演劇の神様 をずっと応援しています。
一生懸命な人が好き。

舞台・映画・テレビ・ときどきプライベート。

(注)脚色・盛りもあります。

最近、ねじまき鳥クロニクル関連のイベントや、募集がやたらある。


稽古場リポーター募集→落選❌

早稲田大学のどこかでのインバル講義&成河さん渡辺さん実技披露→用事でいけない❌


ねじまき鳥クロニクルレクチャートーク成河&渡辺→⭕9月上旬参加済み




そして今回のイベント。

成河さんと音楽の大友さんトークとプチワークショップ。

定員60名。

ペアで当たった⭕

神保町のオフィス街のビルの二階なので必死に地図を調べてペーターと👨たどり着く。



チケット一人3300円。
席はくじ引き。くじ運わるい。端っこ。
おみやげに可愛いお水とおだし。
イベント会場、広くてキレイだった。
客席椅子と生配信の本格的ライトや音響卓にやや緊張。客席も映るのは了解済みだ。
開始直前に客席平場で観づらいからと、スタッフさん総出で登壇の台を高くしていた。
感謝。よく見えました。
男性客も10名以上いた。

アーカイブです↓



11:00~12:30。
生配信だからか、成河さん私服じゃなくスタイリストさんチョイスっぽい。
髪もスタイリングされてる。

進行MCおねえさんは最初と最後、質問タイムだけで、成河さんと大友さんがお互いにふりながらの進行でした。

成河さんが演劇を始めたのは→高校生の文化祭で友達に誘われて演じた清水邦夫の「署名人」で静寂に魅了されたから(ファンには有名な話)
大友さんが音楽を始めたのは→フリージャズの師匠になぜか毎日作文を書かされ、ほかの人は書かないのに真面目に書いていた。
フリージャズなのに結構うるさく、ああしろこうしろ言われたのが今となれば⭕

ねじまき鳥~の初演立ち上げは、本当に大変で、もう二度と舞台音楽はやらないとおもったそうだが。
長い時間をかけて稽古場から音楽を作るのは、大変だけど他では出来ない貴重な体験。
お父様が工場を経営していたのでみっちりきっちりネジのように、注文をうけた音楽をきっちり作るのは得意。
ねじまきはなにもない所から最初に音楽を作ったので勝手が違ったらしい。

成河さんは野田秀樹さんが好きだったから、東大駒場キャンパスのサークルで東大生に囲まれて演劇に漬かったので「こんなになりました」そう。
東大生に囲まれて話に付いていけるのはもはや東大生レベルや。

成河さんはコロナ禍から、お客さんがあまりに真剣に真面目に上演中に咳も音もさせずに観ているのが有り難いが苦手だそう。
大友さん「でも、うるさくされたらいやでしょ!」

生の演劇は役者さんも、お客さんもお互いに水を浴びせるくらいの可能性があるって。
お客さんはチケットを買わない、不買運動という手がある。
分からないからって何回も観る必要はない。
(主催者さん、はらはらしてないかしら)
「応援してます」って熱い目で観られるのも好きじゃないらしい。
はぁ、こまったわね、、、ファン。
クールな目で見つめましょうね。

大友さんは成河さんより年配者だし、分かりやすく例に例えて簡潔に答える。
二人のバランス、ちょうど良かった。

「楽しもうと思うな。急に楽しいと思える瞬間がくる」by 成河先生

成河さんの斜に構えた感じ。
いつか熟成されて変わる時が来るのかな。
私は生きているかな。

大友さんのプチワークショップ。
全員、真面目に歌い、足鳴らし。
ペーターが真面目に歌っていたのでおかしくて笑ってしまった。
「だってあんな少人数で俺が真面目に歌わないと迷惑かけるだろ」と。

音楽は西洋的に難しい規則に縛られたり、決められた音程やリズムを出せと言われると出来ない人がいるから、自由に楽しもうと大友さん。
会場の皆さん、すごくノリノリだったから大成功だね。
成河さんトークショーイベントで、同年代、後輩と組むより、先輩と組むときの方が私は好き。
今回、成河さん素直に大友さんの発言にすごい⤴️⤴️と感服していた。

大友さん、福島出身でチャリティーライブをコロナ禍前まで助成金とあまちゃん基金でやっていたけど。
コロナ禍過ぎたら助成金はなし、あまちゃん基金も底をついたから、ボランティア、楽器持ち込み方式、場所代7000円だけ大友さん持ちを始めたそう(雨で中止になったが)


さあ。
レクチャーはうけたし、ワークショップもうけた。
再演のねじまき、待ってなさい。
準備万端で乗り込みます。