メトロポリタン美術館展 | サッチーのミーハーシナリオブログ

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アダム・ランバート(Queen)=神の声域
成河(ソンハ)さん=演劇の神様 をずっと応援しています。
一生懸命な人が好き。

舞台・映画・テレビ・ときどきプライベート。

(注)脚色・盛りもあります。

最近仕事終わりに美術館へ行き、慌ただしかったので今日は都内の用事の後、1時に日時指定券を買いました。


国立新美術館はお初。

美術館、博物館群は上野公園界隈が多いけど、乃木坂駅から直通。

巨匠黒川紀章デザイン。

(完成した年に亡くなったとは、、、)


綺麗、新しい。壮大。解放感。
ガラスの茶室。
(秀吉に見せたかったよ)


所々にあるイス、おしゃれで座りやすい。
早く着いたのでイスで休んだり。

上の階レストラン🍴はお高いので、リーズナブルな地下カフェで。

撮影一切禁止なので。
伝わるか分かりませんが。

メトロポリタン美術館=THEMETと言えば。
年に一回、有名人たちが芸術的衣裳をきてイベントショーしてるし。
女性たちが主役のオーシャンズ8はメトロポリタン美術館が舞台だよね。
ペーターも昔、研修旅行で行ったとたまに自慢するからいらっとする。

1870年創立。
5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を所蔵。日本初公開含む全65点。
①信仰とルネサンス
②絶対主義と啓蒙主義の時代
③革命と人々のための芸術

ヨーロッパもアメリカも信仰が厚いから、宗教画は欠かせないね。


貴族のお抱え絵師は競って宗教画を描いたらしい。人気は磔キリストと聖母子。


絶対主義と啓蒙主義、皮肉なシーンが目立つ。
🐈をザリガニのハサミで噛ませて喜ぶ兄妹とか。「ねこをからかう二人の子供」

道徳画の「割れた玉子」
純潔を失った若い娘を叱る母親。
床に割れた玉子。元にもどらない。
とか。

怖い絵展で前に観たのとは違う「クレオパトラの死」とか。

この絵は一度観たら忘れない。
「女占い師」
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 1630年代
たしか怖い絵でも紹介されていたような。

流し目の白い女性がカモの金持ちボーイフレンドを怪しい女占い師の所へ連れていき、占いを聴いている隙にまわりの女たちが金目のモノをスリまくる💎👛

佐々木蔵之介音声ガイド説明によると。
演劇シーンをモデルに描いたとか。

 
ラストの方は印象派のルノアールとかモネ、ゴッホの風景画、人物画が多くて癒される。

図録は厚くて重いので買わず。
主要ポストカードセットも買わず。
ドガ「踊り子たち、ピンクと緑」
ルノアール「海辺にて」
セザンヌ「リンゴと洋ナシのある風景」
モネ「睡蓮」
ジョルジュドラトゥール「女占い師」
をバラ買い。
モネの睡蓮はもっとパステルカラーで明るくみずみずしいイメージだったけど。
この睡蓮は晩年、白内障に悩みながら描いた荒々しい睡蓮らしい。
サッチーも白内障発覚したし。
なんだかせつないし、リアル。
ドガの踊り子シリーズも。
怖い絵にも分類されるくらい、ホントは欲にまみれてる世界を描いてる。
若い踊り子は娼婦のようにパトロンのおじさまに見こまれないと売れっ子になれない。
せつない。今なら犯罪ね。

紙袋はなんと有料、380円。
かっこよいから買った。
ランダム缶バッチ、紫だった。
Penで復習。

三時間、美術館を歩き回り。
さすがに脚が痛い。

東京五大美術大学連合卒業修了制作展へ続く、、、