悲劇喜劇 | サッチーのミーハーシナリオブログ

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アダム・ランバート(Queen)=神の声域
成河(ソンハ)さん=演劇の神様 をずっと応援しています。
一生懸命な人が好き。

舞台・映画・テレビ・ときどきプライベート。

(注)脚色・盛りもあります。

シナリオ教室に通っていた頃は、書く習作✏️📝以上にシナリオを読めと言われ、読み漁っていた。

シナリオって小説と違って、セリフとト書きに分かれてるし、心象風景禁止🈲(⚪子はこう思った。◻️夫は、悲しかったなど目に見えない感情は書かない)だから慣れるまで時間掛かる。

ト書きをやたら詳しく書きたがる私たちに先生は
「こだわりがある時以外はいちいち、ここに机、椅子、テレビとか具体的に書かない!そんなのは演出家の仕事!シナリオはとにかくセリフよ。良いセリフ」と注意した。
(大御所作家さんは書いても🆗)

私の記憶の限り、成河さん出演公演で「悲劇喜劇」に戯曲が載るのは「ぼくに炎の戦車を」以来
中々ない機会だから貴重。
(翻訳劇原作を取り寄せたりは出来るけど)


「タージ・マハルの衛兵」
作 ラジヴ・ジョセフ
翻訳 小田島創志

お稽古始まる前の7月から、成河さん、亀田さん、絵梨子さん集まって数時間ずつテキストレジしながら自分たちのセリフを造り上げていったそうで。
ブルーオレンジの時もそうだったけど、成河さん、演者として凄いし、もの造りのひととしてもすごい。
みんなで造り上げた戯曲なら尚更、貴重。

やはりこれも、場の始めと終わりにやや長めのト書きがあってほぼセリフだけ。

ただ戯曲のト書きを読んでしまうと、(昔、教科書の答えが載ってるテキストが別売されていたように)答え合わせみたいになってしまうのは、、、

戯曲を書いた人の答えでも、造るひと、観る人の答えはそれぞれ無限大。

ラジヴさん。
世界中で、タージ・マハルの衛兵、上演されてきたけど。
絵梨子さんの創った日本のタージ・マハル~「そうきたか!」って感じらしい。

同じ戯曲でも演出家が違えばまったく違う。

それが戯曲の「行間」じゃないかな。