劇団さんて、星の数ほどある。
いっそのこと「スイカ同好会」って劇団作りたいね。誰も観に来てくれないだろうけど。
一昨日、下北沢で松永くん所属平泳ぎ本店さんの「SAKURAnoSONO」を観た時に、偶然客席で逢った先輩が、24日から下北沢で、お芝居に出ると言うことで。下北沢観劇ウィーク。
お初な劇場、小劇場「楽園」
「死ぬ気は無かった。」
作 演出 小林弘幸
出演
青木沙織(新宿公社)
内田京 大見遥 工藤彩加 齋藤芳隆
趙徳安(椿組) 宮内希奈香 袋小路林檎
山本周平 横井麻子
㊗️初日。19:30。
ネタバレます。
地下に下ると、客席が、柱を挟んでV字?に二つある。不思議な形状。
舞台には事務所的なデスクが、五台くらいならび、雑然と段ボールが積んであったり、デスクの上には事務用品と化粧ポーチ、鏡も。
宇宙開発センターの総務らしいが。
それにしては、かなり、普通の事務員、事務所。
若手から、中年まで、いろんなキャラクターのOLさんが次々と出てくる。
部長が寿退社したり。新しくお局さまが部長に昇格したり、なぜか、クビになった人が居座ったり。お互いに陰口言ったり。
普通のあるある女子職場かと思いきや。
🚨サイレンが鳴り響くと、実験材料の異星人👽が逃げ出した!とパニックになる職場。
あてがきなのか、各キャラクターがそれぞれに個性的で、キャラだちして、ぶっとんでいる。
アカデミー賞作品賞の「シェイプオブウォーター」を彷彿させる流れ。
みんなが怖がり、恐れる異星人を、平凡な優しいみかちゃんだけは、かばって逃がす。
どんでん返しな、仲間の中に飛んでもない伝説悪女が、いたり、覆面国際警察がいたり。
シェイプオブウォーターみたいなラストではなく、ブラックな終わりかた。
そして、異星人こそが、地球人。
地球人が、異星に偵察に行っていた。
ブラックホールが初めて撮影に成功したり、タイムリーなネタだし、ドタドタ笑わせて、ゾッとさせる。

シナリオを買いましたが。
新宿公社さんは、若手のユニットで。
作 演出の小林さんも、おじさんじゃなくて、若者。
つかみどころない新人OLゆかりちゃん役の青木沙織さんも、表情が豊かで可愛かった。
個人的には、ミドリコさんは、なぜクビになったのか、知りたかった。
我が先輩、内田さんは、「いったよね!」と部下にいつも、ガミガミ言うアラフォー部長で、ぱにくると、突然、ヨガの鳥のポーズをとり、宇宙を語るぶっとんだキャラだった。
いつものうっちー先輩と、まったく違う?と思ったけど。
ちょいちょい、いつものうっちー先輩が入ってるような。ちょっと緊張した。
男子俳優陣が個性的で、笑える。
椿組の趙さんは、だいたいいつも、ひきこもりな役が多かったけど。異星人、、、
ラストのおちが、若手作家さんらしいな。
ぼくせんの星野園美さんも観に来てた。
終演後、内田さんと。
暗転、多いから怪我しないでね。
毎回、客席、笑わせてね。
またまた調子に乗って、松永くんと同じ闇🍷差し入れ。
このまま、下北沢小劇場、制覇したい衝動に駈られるけど。
今日で連続外出(勤務&観劇)10日。
しかも、一昨日から、三日間、すべての小劇場の冷房が寒くて。ヤバかった。
明日はゆっくりしよう!