BLUE/ORANGE 4/3マチネ | サッチーのミーハーシナリオブログ

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アダム・ランバート(Queen)=神の声域
成河(ソンハ)さん=演劇の神様 をずっと応援しています。
一生懸命な人が好き。

舞台・映画・テレビ・ときどきプライベート。

(注)脚色・盛りもあります。

昼は階段が明るい☀️
上映スケジュール見て気づいたんだけど。
平日にマチネがあるのは水曜日だけ。

同じ観劇日だと、近所だから一緒に🚃行くはずのライナスさん、ばったり客席で逢ってお互いに「え、今日、いたの?」とびっくりする痛恨の連絡ミス。


春休み、平日の昼間だからか、カルチベートチケット利用らしい学生さんが数名で来場していて、フレッシュ🍊🍊🍊🍊🍊🍊
客席、老若男女、新しい空間だった。
男子も目立ったし。
成河さんの客席改革は着々と?

BLUE/ORANGE
~4/28(日)
@DDD青山クロスシアター
作 ジョー・ペンホール
翻訳 小川絵梨子
演出 千葉哲也

出演
成河 (ブルース)
千葉哲也(ロバート)
章平 (クリストファー)

5日前の初日は、緊張して、見落としたり、流して観てしまった所があったけど。
今日は、細かいエピソード、原因が腑におちて、時間が過ぎるのが早く感じた。
落ち着いて見上げたら、照明ライトが淡いオレンジとブルーだった。
(原作読んでないから、精神病院が国立、ロバートはまだ教授じゃない、タンタンの冒険や、西洋の詩に出てくるブルーオレンジなどセリフからの情報)

千葉さんロバートの完成度が⤴️⤴️。
(ロバートセリフ量が半端ない。アクションも。シリアスと笑いの絶妙な加減も)
飄々と、イライラと、憎たらしく、可愛く笑わせるし、この調子でノッていけば、日々末恐ろしいロバートになりそう。(いかりや長介さんを少し彷彿させる)

すでにB/Oを観たファン友さんと、何人か話したけど。
クリストファーの章平くん、はまり役で(ご本人はフォトコールインタビューで緊張してると言っていたけど)力みも感じない自然体で素晴らしい。
(観てないから分からないけど、もしかしたら、初演クリストファー役の成河さんの方が狂い度が高かったのかもしれないけど)
やや過激な若者が、たくさん、実は病んでいる、世に放たれているというリアルが怖さを感じるかもしれない。

初演と役変わりのブルース成河さん。
ご本人も、実生活でためになる役柄だとパンフに書いてあった。
客として観ても、一番「この状況あるある!」と共感してしまうブルースの立場。
リップサービスでしゃべりすぎたこと。
酒の席で無礼講だと油断ししゃべりすぎたこと。
正義感で、おせっかいしてしまったこと。
すべて裏目に出て追い詰められる。
サッチー、小劇場系の演目は、生声の抑揚、役者さんの細かい口角のあげかた、目線、手先の動きなどが大事と考えている。
その世界で右に出るものが居ない成河さんの技術を目の当たりに出来る幸せ。
最近、成河さんは、大作、話題作が続き、中々体験できなかったから「おかえりなさい!成河さん。待っていたよ!」と言いたい。

冒頭シーンの目を輝かせて、精神医療の未来を語る初々しい熱血漢ブルースも素敵だけど。
自分の未熟さ、誤算、ロバートからのパワハラに追い詰められ、(*`Д´)ノ!!!きーってなる、大パニックなブルース成河さんが好きだ。
好青年、美青年役の成河さんより、狂った(演技の)成河さんが好きだなんて、申し訳ないけど。
見とれるくらいきーっとなる成河さんが好き。
超個人的好みだけど、同年代、若い年代と共演する成河さんより、歳上、おじさまたちと共演する成河さんが好き。
百面相を持っている成河さんは、演目によって色んな顔が出てくるけど、今回はロバートデニーロの出現率が高い(⬅️個人的見解)

後半、ブルース成河さんの涙腺、鼻栓が決壊するのだけど。
昔はあまりなかったことなので。体質が変わったのかな。演出かな。
小道具のハンカチが増えていた。

イスも最近壊れぎみみたいだし。
千葉さん演出の「フリーコミテッド」も、「サメと泳ぐ」も、客席の反応を見ながら徐々に演出が変わっていったし。
毎回、少しずつ演出が変わるのかも。

一幕の同じことを繰り返す質疑応答シーンが長いから、セリフ劇に慣れていない人にはキツいかもしれないけど。
一見同じ繰り返しの中に発見があるし、ある意味、千葉さんが好きな客席巻き込み型だし。
遊園地に来た感覚で参加してみたらいかがでしょう。


対面席におかけんさんを発見して「スポケーンの左手」を思い出しました。

帰りに最寄り駅ビルでライナスさんと新しいカフェでお茶したら。

風呂上がりの牛乳瓶みたいなカフェオレが出てきた。(⬅️650円)ビミョー。