伏線 | サッチーのミーハーシナリオブログ

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アダム・ランバート(Queen)=神の声域
成河(ソンハ)さん=演劇の神様 をずっと応援しています。
一生懸命な人が好き。

舞台・映画・テレビ・ときどきプライベート。

(注)脚色・盛りもあります。

昨夜の日曜劇場99.9~SEASONⅡ
最終話。
(まだ録画観てないひとはネタバレ要注意)





豪華なゲストに豪華な法廷、検証シーン炎
もしかしたら重要な役じゃないかも、と思ってた成河さんが一番のキーパーソンだった。
成河さんの十八番な見せ場だった。
キャスティングプロデューサーさん、舞台をよく観ているひとなのかな。

とても見応えがあって、エンターテイメントで良かった。

のだけど。

これは法廷(ややコント)ものであって、刑事物じゃないから、焦点は弁護のクライアント目線ということを前提としても。

クライアントの焼死した母親(竹内都子)の死因が「気管火傷による、一酸化炭素中毒で、頭部に鈍器で殴られたあとが二ヶ所ある」という状況で父親(小林隆)が有罪、死刑判決を受けた。

自供強要され、ガソリンを買った時間とリットルの量の検証を覆して、深山(松潤)たちが父親の無罪を確信。

さらに検証を続けて、火事の時に人助けしてヒーロー扱いされた女子校教師の海老沢(成河さん)を弁護士、判事、検察官の前で追い詰めるとこで、
刑事性が終わっている。
わざと雑誌に火を付けたのも海老沢だが、
アパートの上の住人(根岸李衣)を助けに行ったのは善意だった。
それはそれで、相棒や科捜研の女じゃないからよいのだか。

前半の火事場の状況シーンで、母親が頭部を殴られたあとがある、父親が喧嘩したのはみんなも見ているから尚更、殴って焼死させた疑いをかけられた。

その母親を殴ったのは、海老沢なのか?
滑って転んで頭を強打した説もあったけど。

(サッチーは、女子校教師とわかった時に体操服盗んだのは海老沢で、それを見られた母親を殺したのだと早合点したわ)

その母親を殴ったことの伏線の落としどころが省かれた(忘れた?)せいで、もやもやが残るわ。

長いシリーズものは、撮って出しだし。
途中で編集したり、豪華なゲストだったり。
大変なのはわかるけど。

伏線を張ったならば、とくにテレビドラマは分かりやすい落としてほしい。

録画見直したら、だいぶ、わかってきたけど。