最寄り有料自転車置き場(二時間無料八時間まで100円)を出ようとしたら、自動支払い機前で青年(大学生くらい❓)が立ち往生していた。
財布やポケットをまさぐっても、100円玉が無いらしい。
わたしのうしろにも子連れのママが並んでいたが、幸い、家路に着く前だから暖かい目で見守っていた。
青年は100円玉探しを諦め、自転車を置いたまま両替をしに行こうとして初めはびっくりしたけれど。
(あ、すでに券をいれちゃったからか)
と、私も後ろのママも少し待つ決断をした。
突然、怒号が!
通りすがりのおじさん「お前っ、なに自転車置いたまま行くんだよ!どかせよ!待ってる人がいるだろうが!早くどかせ!なにやってんだよっ」
青年「(慌てて戻ってくる)」
わたし「(自分も怒られてるような気になり)あ、よかったら今、とりあえず使って」
と100円を差し出す。
青年「あ、でも、細かいの70円しかないから」
おじさん「はやくどかせよ」
後ろのママ「券いれちゃったから仕方ない」
青年、券をキャンセルで出せたので自転車動かす。
後がつまっていたので、すぐに自転車出して帰りましたが。
その後、青年がおじさんにもっと怒られなかったか、気になった。
通りすがりのおじさんは私たちが並んでいるのに、青年が自転車置いたまま去るのを遠目に見て、私たちの為に怒ってくださったのは有難い。
青年もかなりの無口で、弁解や、言い分もなしに動いたのも運が悪かった。
私もすぐに事態を把握して、券をだす方法を手伝えば良かった。
みんなそれぞれに事情や正義があったのだ。
正義の行方、、、
やや、悲しい方向へいってしまった。
これからは疲れていてもアンテナを張ろう。