東京芸術劇場、、、
一年前は逆鱗で。
一年半まえは、100万回生きたねこで。
かなり通ったのに。
地下の出口でやや迷った。
(イースト、初めて)
二兎社「ザ・空気」
(2017 都民芸術フェスティバル参加作品)
作 演出 永井愛
@シアターイースト
キャスト
田中哲司/若村麻由美/木場勝己
江口のりこ/大窪人衛
一番前の一番左端。
結構な見切れ席。でも役者さんはすぐ目の前
人気報道番組の放送開始時間まで数時間。
ドイツと日本の報道を規制する機関の違い、報道規制のあり方など特集を組んでいたが。
テレビ局の上層部から威圧的に編集依頼をされたり、外部の反対団体からクレームの手紙や電話があったり。
報道現場は次々と対応に追われ、騒然となる
何日か前にも、局内の会議室で同僚のアンカーマンが、正義の報道の限界を知り、自ら命を絶っていた。
日本は放送規制をするのは、総務省。
総務大臣。
他の国は、政府から独立した法人組織。
日本が狂ってみえるらしい。
記者クラブに所属しないと、ジャーナリストは政府の記者会見にも入れずに。
放送局のトップやアナウンサーが政治家のご飯友達や、ゴルフ友達で、都合の悪いことは下に命令して報道規制をはったり。
なあなあな感じらしい。
脚色だけど。
ある話だよね。
ニュースもドキュメント番組も、真実を伝えているようで。
実際には政府から出された情報をそのまま鵜呑みにして流している。
編集されている。
それを事実と素直にうけとる視聴者。
でも、真実は報道さえされない。
現場で働くスタッフはいやと言うほど。
そんな体験にまみれている。葛藤している。
妥協している。
田中哲司➡今森編集長。
若村麻由美➡来宮キャスター。
木場勝己➡大雲アンカーマン。
江口のりこ➡丹下ディレクター。
大窪人衛➡花田編集マン。
すごいメンバーだ。
全員、二兎社出演は初めてらしい。
みんなそれぞれが癖がある役。
一番振り回されるは今森編集長。
自殺したアンカーマンの友人の霊に話しかけたりして。
おろおろする編集長ぶりを田中哲司さん、自然に演じている。
田中さんを生の舞台で観るのは
「同じ夢」「浮標(ぶい)」に続いて三回目。
40代、中年のやや哀愁漂う役をあれほど適度な色気を振りまきつつ、演じられる人がいようか?
ベテランキャスター若村麻由美さん。
テレビドラマで見たままのオーラ。
凛としている。
のらりくらりしているようで
空気を自分の方向へ向けてしまう。
計算高いアンカーマン、木場勝己さん。
顔は穏やかに笑いながらも、やってることはえげつない。タヌキおやじぶりがすごい。
この中では一番、まともな?ディレクター
江口のりこさん。
江口さんは成河さん共演の9daysQueenや、マッサンでも、素晴らしい存在感で圧倒され、大好きな女優さん。
今回も上からの指示に振り回されながらも、決定事項には、的確に指示を出すしっかりさんぶりが素敵だった。
そして、
ややつかみどころない若手編集マン。
大窪さん。
去年のイキウメ、「太陽」のテツヒコ以来、
サッチーマイブーム中の大窪さん。
今回は初めての実年齢役。
いままで、小学生、中学生でまったく違和感なかった?
大窪さんはいつも、無邪気さの中に、残酷さを秘めている。
そこに惹かれます。今回もぶっとんでいたわ
二兎社のワークショップきっかけでこの役を掴んだそうです。
真実のようで、操作されて、編集されているニュース。
これを観たら、明日からのニュース。
信じられなくなりそうだ。
これは、あちこち劇場常連な笠井アナウンサーとか、、、絶対に観てほしいよね。
特ダネ、、、
報道規制、、、
あるでしょ。きっと。
永井愛さんの「書く女」買ったら
ご本人より、その場でサインを頂けました。
昨日発表された成河さん出演舞台
「子午線の祀り」仮チラシ早速入っていた。
若村麻由美さん
演出 共演の萬斎さん親子からお花が。
終演後池袋に近いシナリオ友達Cちゃんと。
久々に会っておしゃべり。
近況報告。
習い事のテニスを極めて、大会で優勝し続けたけど、いま、膝を痛めて休んでいた。
テニス、ハードだからね。
気を付けてね。
たくさん、お土産ありがとう。
成河さんの舞台も時々観にきてくれるので
どくろじょう薦めたら
来てくれるって。
一緒にぐるぐるしようね!