「二都物語」4/9観劇レポート②感想つよぽんキャラ編(ネタバレあり) | サッチーのミーハーシナリオブログ

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今日は一週間ぶりの休演日です。つよぽんみたいにSMAPの仕事が入ってるキャストさんもいるでしょうが…体調崩された方もいらっしゃるのでゆっくりお休みください。

昨日の舞台・・・中々寝付けなかった(ライナスさんはぐっすり?)し・・・最寄駅のベンチにコンビニで買ったばかりの食糧を置き去りにしてきてしまうくらいの興奮!!!パンフレットや貴重品じゃなくてよかった。


あ、この「日本映画マガジン」のことまだ書いてなかったよね。
去年秋の「ぼくせん」「任侠ヘルパー」のつよぽん祭りの時も特集の本出てたけど。今回も32ページ、独占よぼくせんの記事も載ってます

文学少女の皆さんならご存知でしょうが・・・(サッチーはもぐりなので海外文学は推理小説とレ・ミゼしか知りません)
原作は英国人作家、チャールズ・ディケンズ(1812~1870)。フランス革命時代の悲劇的な恋物語です。

原作「二都物語」あらすじ
1775年、ルーシー・マネット(堀北真希)は、18年間バスティーユ牢獄に入れられていた父:アレクサンドル・マネット(大杉蓮)が解放されたことを聞き、ルーシーは父をイギリスに連れて帰る。マネット医師は、酒場を営むドファルジュ夫妻に保護されていた。はじめは、過去の記憶も曖昧で、牢獄の中のときと同じように靴を作ってばかりいたが、5年後にはすっかり回復した。

フランスからイギリスへの帰途で出会ったのは、フランスの亡命貴族:チャールズ・ダーニー(小澤征悦)であった。チャールズはスパイの容疑で裁判にかけられるが、ルーシーとマネットの証言、そして彼によく似た弁護士シドニー・カートン(つよぽん)に助けられた。そしてチャールズとカートンの2人はルーシーに恋をする。カートンは酒びたりの身であったために、ルーシーは裕福な身の上のチャールズと結ばれた。チャールズはマネットを獄に入れたサント=エブルモント侯爵(壌晴彦)の血縁者であったが、マネットはそれを知った上で2人の仲を認め、ダーニー夫妻は英国で幸せに暮らし、女児も生まれた。

1789年になって、チャールズはフランス革命によりかつての召使いの身に及んだ危機を知り、渡仏した。しかしそれは旧貴族階級に怨嗟を抱くフランス民衆のヒステリックな陰謀であり捕らえられる。ルーシーとともにフランスへ駆けつけたマネット医師の証言により一度は釈放されたものの再び別の罪で裁判にかけられる。

しかし証言に立ったドファルジュ夫妻(須藤理沙三浦貴大)により、サント=エブルモント一族がテレーズ・ドファルジュの家族を虐殺し、それを知ったマネット医師が投獄されたことが、マネット医師の昔の手記によって判明する。エルネスト・ドファルジュはマネット医師の使用人であった。かくして父や叔父たちの犯した暴虐により、チャールズは死刑を宣告されてしまう。ルーシーを愛していたカートンは彼女を悲しませないために、ダーニーと入れ替わり、断頭台の露と消えた。

このままに時代設定の「二都物語」は、7/18~帝国劇場で井上芳雄、すみれ(石田純一長女)、橋本さとしほかキャストで上演されます。見比べて観ても良いかも・・・すごい人気の原作なのね。
↓     ↓    東宝「二都物語」ホームページ

http://www.tohostage.com/nito/index.html

つよぽん版「二都物語」は、時代は日本古代・・・フランス革命時代に比べたらかなり昔の設定だけど・・・ほとんどストーリーは同じです。もちろんオリジナルの部分も・・・
だから、闘争シーンが「レ・ミゼ~」に似てると感じたのですね。

 
スクネ=草彅剛 クナの国、台言人(弁護士助手)
身よりがなく、クナの国にわたり、酒浸りな生活(どきっ)を送りながら相棒のクチナヒコ(橋本じゅん)とふざけ合いながらも、正義の裁きに導く。

つよぽんが演じた役の中で一番自己犠牲が強い役なんだって
サクヤ(堀北真希)が、昔、死に別れた、ミミ(オリジナル?真希ちゃん二役)に瓜二つで・・・境遇も似ていることから恋心を抱くのに・・・
 


サクヤもマナコ(小澤征悦)の優しさ、明るさに惹かれながらも、スクネのワイルドで正義感のある男らしさに惹かれ・・・
今のドラマや映画で溢れる「三角関係」って(トッコジン、ク・エジョン、ピルジュ医師とか)、由来は二都物語だったりして???

(追記)
堀北真希ちゃんのスタッフブログに「二都物語」の写真や舞台裏、載ってます。ファンからもらった手紙読んでるって!ライナスさん、書けばよかったね。
http://www.horikita-collection.com/staffblog/?id=527

惹かれているサクヤが、マナコにプロポーズされて・・・すごく焦るスクネ・・・サクヤも、スクネに
引き留める、もしくは強引にコクってほしいオーラを出しているのに・・・
ツンデレなスクネは・・・
このシーンは、つよぽん熱狂的なファンなら身もだえしてしまうくらい、切ない と思います。

でも・・・ここをもっとじっくり、(具体的に思いつくくらいなら、サッチーデビューしてますが)う~ん、たとえば、アンチ(逆)の態度で笑って明るくさせて・・・
そのあと、一人になったスクネがより一層切ない。。。と思わせたほうが、観客の心に響くのではないかな・・・

帝劇でミュージカルバリバリ やるくらいだし、ダンス、歌群衆シーンは大事だけど、悲恋の舞作なので戦いよりももっと、愛のシーンが観たくもあり・・・

と・・・勝手に思うサッチーでした。観る人千差万別の感想なので、間違っているかもしれません。つよぽんは踊れるけど歌えない(失礼)から、たぶん演技中心の構成になっていると思うので、もっと、感情深くえぐってほしかった。
もちろん、今のままでも十分切ないです。
そして男らしく、キレのあるつよぽん・・・みんなうっとり

パンフのインタビューで「健康が一番大事」って答えてるつよぽん。前の舞台「ぼくせん」では二回くらい倒れそうになったと言ってた・・・
ハングルだって得意とは言え、ブランクがあって、小学生並?のレベルに戻ってしまったと言ってたし、慣れないハングルでの長台詞と
キャストが半分は韓国俳優で座長としても気を遣う・・・
今回の舞台はアクションも加わって大変だったとはおもうけど、精神的にも安定してると感じました。

長くなったので、今回はつよぽん編まで・・・
つよぽん、私生活は自己犠牲にならないで堺雅人さんを見習って、ぜひ好きな人にはちゃんと伝えてくださいね!