バスカッシュ! -BASQUASH!- 第22話「クラッチショット」
スカイブルームに潜入したダン・JDは聞こえたルージュの歌声に、ルージュにバスカッシュで呼びかけ続けるも、ルージュがダンに答える事はなかった。
翌日、コンサートに備えて厳重な警備が布かれていた。
フローラ・スカイブルームは王族としての権威で通ろうとするも通過を拒否され、代わってファンクラブのプラチナ会員としての権威で通行が許される。
ロイヤルパワーより、ファンクラブのプラチナ会員証の方が上とは……しかし実際のところはファンクラブの番号でフローラの事が判ったヤンが通しただけかもしれないけど。しかし警備員も、ファンクラブのプラチナ№ってだけで許可の確認をするのかよ。
即座にルージュの下へと走るダン。フローラはダンの力になれるだけで嬉しいのだと笑い、ジイは姫様が強くなった事に喜ぶ。
姫様、報われないな……ダンはルージュしか見えてないもんなぁ。
何げに一番健気だよね。
ルージュの下へ向かうダンたちヤン・ハリスに、警備兵は手配中の人間を通して大丈夫なのかと不安がるも、国王レガリア13世から全権をゆだねられているヤンは全ての責任を自分がとる嫁げると、全て計画通りと笑う。
ヤンがわざわざ通したのは、ルージュと会わせて彼女の記憶がなくなっている事を判らせるためでしょうか。
ルージュの姿を見つけたダンは喜びながら彼女に声をかける。
「やっと会えたな、ルージュ」
「……あなた、誰?」
ダンをただのファンだと思い込み、ダンに激しく警戒するルージュ。
騒ぎ出したルージュの声で駆けつけたヴィオレットとシトロンが、その場を取り繕う。
この二人はルージュからダンの記憶がなくなっている事を知っていたのか。二人がダンの事を話したりしたことがあったのかな?
ルージュはダンの姿に頭がクラクラしたと言い出す、ヴィオレットが連れて行ってしまう。シトロンは今は説明する時間がないのだとダンの前から去ってしまう。
記憶が消えたと言っても、まだかすかにダンの事を覚えているから、ダンと試合することで思い出すんだろうな、という感じがひしひしと伝わってくる。
それにしても、ここの作画は酷い……適当すぎるだろ。
地下で着々と準備を進めていたサウザントは全てが順調であり、何もかも上手く行くはずだと語る。。
ヤンも今頃バスカッシャーが勢揃いしている筈だと説明する。
はるか・グレイシアはすんなり通過できたのはフローラが手配してくれたからだと思っていた。
バスカッシャーが勢揃いっても、チーム・バスカッシュだけですが。しかも、主要メンバーが一人欠けてるし。
みんな何故アランの正体がフローラだと知っていたのでしょうか。ジイの存在から貴族という事までは判っていただろうけど、彼女が王女様という事までは何も証拠がないはずなんだけど。
もちろん、彼女たちが通れたのはヤンが手配したからなんでしょうな。
はるかの言うとおり、気味の悪い事態なんですよね。
ミユキ・アユカワがルージュに会えたのかと問いかけても機嫌の悪いダンに、セラ・D・ミランダはルージュに振られでもしたのか、とからかうが、ダンはルージュが彼に対して「誰か」と問いかけた事を語る。
シトロンがサインだと言いながらボールに書いた文字は「乱入上等」という文字だった。
ソーイチ・アユカワはそれがコンサートにビックフットで乱入しろ、という意味だろうと示唆する。
それはシトロンからのメッセージだった。
試合をすればきっとルージュの事も判るはずだというはるかはどうするか、とダンに問いかけるも、当然だと応じる。
まんまのヤンの思惑通りに話が進んでいる、という感じですが、だからと言ってルージュたちを無視する事も出来ないのだから仕方ない。
指名手配犯が会場をうろついていたという情報を聞いて不安がるレガリア13世に、ヤンは伝説の再現とこの国のためだと説明する。
ダンたちを利用することは、国王にも秘密なんだな。
つーか、あの警備兵はちゃっかり王様に密告していたのかよ。
いよいよ始まったラストコンサート。
ファン達はのっけから大盛り上がり。
曲はアレンジされてますね。
ダンたちはビックフットに乗ってコンサートに乱入の準備を始める。
珍しくアランがビックフットでバスカッシュに参加だ。もしかすると最初で最後かもしれないね。
厳重な警備態勢の下、盛り上がるコンサート。
アウローラ・スカイブルームは嫌な胸騒ぎを感じる。
ヤンはある者達に本当のショーはこれからであり、自分からの指示を待つようにと命令を下す。
伝説の幕が開くと、ファンと共にカウントダウンを始めるシトロンたち。
――さあダン、ルージュを解き放つのよ!
シトロンはダンたちの乱入を待ち受ける。
シトロンたちはルージュがダンとバスカッシュをすることで、失われた記憶が蘇り、強化された彼女が伝説を再現する力を身につけると考えているというところか。
カウントゼロと共に乱入してきたダン、セラ、フローラは、警備兵をもものともしない。
「ルージュ、バスカッシュだ!!」
シトロンとヴィオレットは戸惑うルージュをよそに、勝負を挑まれたから逃げるわけにはいかないとダンたちと勝負を行う。
シトロンとヴィオレットはもの凄い台詞がわざとな感じで、観客達はただの演出としか思ってないんだろうな。
ルージュは自分がバスカッシュをやっていた事すら覚えていない様子だな。ダンに関係する事を全て忘れてしまっているからでしょうか。
レガリア13世は直ぐに事態を収拾させろとヤンに命じ、国の伝統が崩れていくと嘆く。
ヤンは口先だけで従ってますが、止めるつもりなんてさらさらないよね。
一人残ってみんなの心配をするナヴィガ・ステルテは、鎮圧に向かう兵士たちに合流。
何でナヴィを仲間だと思ってるんでしょう、あの人たち。明らかに機体も別ものなんてすけど。
立ちふさがったダンと勝負もせずにシトロンにパスを出したルージュを「らしくない」と批判するダン。
「あなたは一体なんなのよ。
あなたに私の何が判るっていうの!?」
「つまんねぇだろ、そんなんじゃ。
本当はもっと熱いプレイがしたいくせに。
俺がバスカらせてやるぜ!」
ダンの言葉に戸惑い、ルージュは頭痛を覚える。
やはりバスカッシュの中で記憶を取り戻す、という事だね。
ダンもダンで下手に記憶を取り戻させようとかするのではなく、あくまで勝負に拘る辺りがらしいというか。
セラは警備兵たちを軽くいなしながら、アラン・ネイスミスにパス。
エクリップスにとってもダンにとっても大切な試合であり、少しでもみんなの役に立ちたいと願うフローラだが、シュートしようとしたところをはじき飛ばされて負傷してしまう。
ナヴィは警備兵の味方のフリをして、フローラを回収。
負傷したフローラに代わり、ナヴィが試合に参加する。
フローラ、活躍は短かったな……この娘、ココが目を掛けるほどの才能を持ってる筈なのに。それでもダンやセラたちに比べると劣るということでしょうか。
レガリア13世はフローラが何故試合会場にいるのかと疑問を覚える。
アウローラが知っていたのかと驚くレガリア13世。
「お父様は知らなかったのですか?
ご自分の娘が何処にいるか。
興味さえなかったのですか?
彼女が何をしているのか、何を考えているのか、何を感じているのか。
フローラはフローラなりに、未来を変えるために戦っているのです」
アウローラの言葉が国王の曇った心に響く。
王様の痛いところを着いた姉姫。これで少しは王様も目が覚めてくれるのでしょうか。
息がぴったりのナヴィとセラ。
「心が響き合う。
愛の力……かしらね」
もうすっかりラブラブだな、この二人。
セラはてっきりダンとくっつくのかと思ってたけど。
試合に盛り上がる国民達は、警備兵の言葉を無視してバスカッシュに熱狂。
国民の姿に、レガリア13世は自分が国民たちの喜びの声を忘れていたことに気付く。
これで改心したのでしょうが、ヤンたちは既に動いてしまっているので、王様でも計画を止められそうにないな。
ただ、ダンたちはこれで月へいけるようになったかもしれないけど。
しかしそうなると、スラッシュが言っていたもう一つの月へ向かう手段が意味を無くすので、ムーンキャノンが破壊されてしまうのかな。
ルージュのプレイがロボットみたいだと批判するダン。
「俺が、思い出させてやるぜ。
本当の、バスカッシュをなぁ!!」
ダンの雷の球に、心が熱くなるルージュは次第にかつてのプレイスタイルを思い出す。
「着いてこい、アイドルレッド!」
「はぁ!? レッドって何よ」
と、言いつつ着いて行くのか。久しぶりに言ったな、アイドルレッド。最近は名前をちゃんと呼んでいたからな。
口喧嘩しながらも、勝負する二人を必死に止めようとする警備兵。
「もう、止まらねぇよ!」
ダンとルージュのビックフットが次第に光り始める。
ヒートアップする二人に激しすぎないかと不安を覚えるヴィオレットだが、シトロンはすっかり二人だけの世界に入ってしまっているという。
「記憶が戻ったのかしら?」
「まだ判らないわ。
でも、あの娘……今、バスカってる!」
バスカるというのは、最初ダンしか使わない用語だったのに、最近はみんな普通に使うようになってきましたね。
光に包まれるビックフットに驚くミユキたち。
レイズナーを思い出します……
スカイブルーム王国の地上に遺跡と同じ模様が浮かび上がる。
「ダンさんは、やはり伝説です」
涙を浮かべるフローラ。
喜びとか、悲しみとか色々交じってそうな感じの涙。
ダンとの勝負の中で、ルージュは自然と体が動くようになっいた。
熱くなければバスカッシュではないというダンに、ルージュは鼓動の激しさを感じる。
――そうだ、私ずっと夢の中で誰かの事を呼んでいた……
「あなたは、誰?」
「俺は俺、バスカッシャー、ダン・JDだ!!」
一気に記憶を取り戻したルージュ。
「バスカッシャー……わたしの、ダン」
私の、とか言っちゃってますよ、この娘。
「どうだ、バスカッシュは良いだろ、アイドルレッド」
「レッドじゃない、ルージュよ。
いい加減に覚えてよね」
「ルージュ、久しぶりだな」
「ただいま」
ルージュが記憶を取り戻した事を喜ぶシトロンとヴィオレット。
二人は手を繋ぎ、仲間達の応援を受けて、シュート。
「これが俺たちの」
「私たちの」
「「バスカァァァァァッシュ!!」」
二人のシュートに、王国の地下に眠る石が遂に目覚める。
最後ぐらいはダンクシュートかと思ったけど、石の目覚めのためにはダンクではなく、雷の球じゃないといけないのか。
ミユキだけが少しだけ悲しそうなのは、ダンの事を諦めたからかな。
どう考えてももうダンとルージュが相思相愛で、ミユキは失恋だもんな。第1話とかではヒロインっぽく出てきてたのに。
勝負も終わり、喜ぶエクリップスとファン達。だがヤンの命令で、兵士達がダンガン号を銃撃。
「いやぁぁぁぁぁぁあ!!
ダァン!!!」
ルージュの悲鳴が木霊する。
避ける間もなく被弾したので、流石のダンでも無事では済まないようですが、死ぬほどの攻撃はしていないようだ。下手に殺すのは影響が大きすぎると思ったのかな。
そういえば、アウローラ姫が手を回した筈のガンツとベルは何をしているのでしょうか。
彼らがサウザントたちの妨害の鍵を握るのかなぁ。
後、アイスマンもそろそろやってこい。
ラストを前にして良い感じで盛り上がってきたな。
作画がちょっと悲しくなるシーンがあるけど、感じな場面はちゃんと描かれているのでよしとしよう。
次回 第23話「ゴーズ・スラッシュ・ゼッド・ソウ」
ヤンの暴走に、スラッシュがちょっと怒ってる感じだ。
そしてスラッシュ・キーンズが彼と共に登場した、ということはいよいよアイスマンも戻ってくるのでしょう。
ルージュと共にダンを連れて逃げてる人物がアイスマンかな。
公式サイトのアンダーグラウンド編のキャストコメントを聞く限り、次回ともしかしたらその次ぐらいはダンが気絶したままの状態になるようですな。
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アニメ 感想 レビュー
翌日、コンサートに備えて厳重な警備が布かれていた。
フローラ・スカイブルームは王族としての権威で通ろうとするも通過を拒否され、代わってファンクラブのプラチナ会員としての権威で通行が許される。
ロイヤルパワーより、ファンクラブのプラチナ会員証の方が上とは……しかし実際のところはファンクラブの番号でフローラの事が判ったヤンが通しただけかもしれないけど。しかし警備員も、ファンクラブのプラチナ№ってだけで許可の確認をするのかよ。
即座にルージュの下へと走るダン。フローラはダンの力になれるだけで嬉しいのだと笑い、ジイは姫様が強くなった事に喜ぶ。
姫様、報われないな……ダンはルージュしか見えてないもんなぁ。
何げに一番健気だよね。
ルージュの下へ向かうダンたちヤン・ハリスに、警備兵は手配中の人間を通して大丈夫なのかと不安がるも、国王レガリア13世から全権をゆだねられているヤンは全ての責任を自分がとる嫁げると、全て計画通りと笑う。
ヤンがわざわざ通したのは、ルージュと会わせて彼女の記憶がなくなっている事を判らせるためでしょうか。
ルージュの姿を見つけたダンは喜びながら彼女に声をかける。
「やっと会えたな、ルージュ」
「……あなた、誰?」
ダンをただのファンだと思い込み、ダンに激しく警戒するルージュ。
騒ぎ出したルージュの声で駆けつけたヴィオレットとシトロンが、その場を取り繕う。
この二人はルージュからダンの記憶がなくなっている事を知っていたのか。二人がダンの事を話したりしたことがあったのかな?
ルージュはダンの姿に頭がクラクラしたと言い出す、ヴィオレットが連れて行ってしまう。シトロンは今は説明する時間がないのだとダンの前から去ってしまう。
記憶が消えたと言っても、まだかすかにダンの事を覚えているから、ダンと試合することで思い出すんだろうな、という感じがひしひしと伝わってくる。
それにしても、ここの作画は酷い……適当すぎるだろ。
地下で着々と準備を進めていたサウザントは全てが順調であり、何もかも上手く行くはずだと語る。。
ヤンも今頃バスカッシャーが勢揃いしている筈だと説明する。
はるか・グレイシアはすんなり通過できたのはフローラが手配してくれたからだと思っていた。
バスカッシャーが勢揃いっても、チーム・バスカッシュだけですが。しかも、主要メンバーが一人欠けてるし。
みんな何故アランの正体がフローラだと知っていたのでしょうか。ジイの存在から貴族という事までは判っていただろうけど、彼女が王女様という事までは何も証拠がないはずなんだけど。
もちろん、彼女たちが通れたのはヤンが手配したからなんでしょうな。
はるかの言うとおり、気味の悪い事態なんですよね。
ミユキ・アユカワがルージュに会えたのかと問いかけても機嫌の悪いダンに、セラ・D・ミランダはルージュに振られでもしたのか、とからかうが、ダンはルージュが彼に対して「誰か」と問いかけた事を語る。
シトロンがサインだと言いながらボールに書いた文字は「乱入上等」という文字だった。
ソーイチ・アユカワはそれがコンサートにビックフットで乱入しろ、という意味だろうと示唆する。
それはシトロンからのメッセージだった。
試合をすればきっとルージュの事も判るはずだというはるかはどうするか、とダンに問いかけるも、当然だと応じる。
まんまのヤンの思惑通りに話が進んでいる、という感じですが、だからと言ってルージュたちを無視する事も出来ないのだから仕方ない。
指名手配犯が会場をうろついていたという情報を聞いて不安がるレガリア13世に、ヤンは伝説の再現とこの国のためだと説明する。
ダンたちを利用することは、国王にも秘密なんだな。
つーか、あの警備兵はちゃっかり王様に密告していたのかよ。
いよいよ始まったラストコンサート。
ファン達はのっけから大盛り上がり。
曲はアレンジされてますね。
ダンたちはビックフットに乗ってコンサートに乱入の準備を始める。
珍しくアランがビックフットでバスカッシュに参加だ。もしかすると最初で最後かもしれないね。
厳重な警備態勢の下、盛り上がるコンサート。
アウローラ・スカイブルームは嫌な胸騒ぎを感じる。
ヤンはある者達に本当のショーはこれからであり、自分からの指示を待つようにと命令を下す。
伝説の幕が開くと、ファンと共にカウントダウンを始めるシトロンたち。
――さあダン、ルージュを解き放つのよ!
シトロンはダンたちの乱入を待ち受ける。
シトロンたちはルージュがダンとバスカッシュをすることで、失われた記憶が蘇り、強化された彼女が伝説を再現する力を身につけると考えているというところか。
カウントゼロと共に乱入してきたダン、セラ、フローラは、警備兵をもものともしない。
「ルージュ、バスカッシュだ!!」
シトロンとヴィオレットは戸惑うルージュをよそに、勝負を挑まれたから逃げるわけにはいかないとダンたちと勝負を行う。
シトロンとヴィオレットはもの凄い台詞がわざとな感じで、観客達はただの演出としか思ってないんだろうな。
ルージュは自分がバスカッシュをやっていた事すら覚えていない様子だな。ダンに関係する事を全て忘れてしまっているからでしょうか。
レガリア13世は直ぐに事態を収拾させろとヤンに命じ、国の伝統が崩れていくと嘆く。
ヤンは口先だけで従ってますが、止めるつもりなんてさらさらないよね。
一人残ってみんなの心配をするナヴィガ・ステルテは、鎮圧に向かう兵士たちに合流。
何でナヴィを仲間だと思ってるんでしょう、あの人たち。明らかに機体も別ものなんてすけど。
立ちふさがったダンと勝負もせずにシトロンにパスを出したルージュを「らしくない」と批判するダン。
「あなたは一体なんなのよ。
あなたに私の何が判るっていうの!?」
「つまんねぇだろ、そんなんじゃ。
本当はもっと熱いプレイがしたいくせに。
俺がバスカらせてやるぜ!」
ダンの言葉に戸惑い、ルージュは頭痛を覚える。
やはりバスカッシュの中で記憶を取り戻す、という事だね。
ダンもダンで下手に記憶を取り戻させようとかするのではなく、あくまで勝負に拘る辺りがらしいというか。
セラは警備兵たちを軽くいなしながら、アラン・ネイスミスにパス。
エクリップスにとってもダンにとっても大切な試合であり、少しでもみんなの役に立ちたいと願うフローラだが、シュートしようとしたところをはじき飛ばされて負傷してしまう。
ナヴィは警備兵の味方のフリをして、フローラを回収。
負傷したフローラに代わり、ナヴィが試合に参加する。
フローラ、活躍は短かったな……この娘、ココが目を掛けるほどの才能を持ってる筈なのに。それでもダンやセラたちに比べると劣るということでしょうか。
レガリア13世はフローラが何故試合会場にいるのかと疑問を覚える。
アウローラが知っていたのかと驚くレガリア13世。
「お父様は知らなかったのですか?
ご自分の娘が何処にいるか。
興味さえなかったのですか?
彼女が何をしているのか、何を考えているのか、何を感じているのか。
フローラはフローラなりに、未来を変えるために戦っているのです」
アウローラの言葉が国王の曇った心に響く。
王様の痛いところを着いた姉姫。これで少しは王様も目が覚めてくれるのでしょうか。
息がぴったりのナヴィとセラ。
「心が響き合う。
愛の力……かしらね」
もうすっかりラブラブだな、この二人。
セラはてっきりダンとくっつくのかと思ってたけど。
試合に盛り上がる国民達は、警備兵の言葉を無視してバスカッシュに熱狂。
国民の姿に、レガリア13世は自分が国民たちの喜びの声を忘れていたことに気付く。
これで改心したのでしょうが、ヤンたちは既に動いてしまっているので、王様でも計画を止められそうにないな。
ただ、ダンたちはこれで月へいけるようになったかもしれないけど。
しかしそうなると、スラッシュが言っていたもう一つの月へ向かう手段が意味を無くすので、ムーンキャノンが破壊されてしまうのかな。
ルージュのプレイがロボットみたいだと批判するダン。
「俺が、思い出させてやるぜ。
本当の、バスカッシュをなぁ!!」
ダンの雷の球に、心が熱くなるルージュは次第にかつてのプレイスタイルを思い出す。
「着いてこい、アイドルレッド!」
「はぁ!? レッドって何よ」
と、言いつつ着いて行くのか。久しぶりに言ったな、アイドルレッド。最近は名前をちゃんと呼んでいたからな。
口喧嘩しながらも、勝負する二人を必死に止めようとする警備兵。
「もう、止まらねぇよ!」
ダンとルージュのビックフットが次第に光り始める。
ヒートアップする二人に激しすぎないかと不安を覚えるヴィオレットだが、シトロンはすっかり二人だけの世界に入ってしまっているという。
「記憶が戻ったのかしら?」
「まだ判らないわ。
でも、あの娘……今、バスカってる!」
バスカるというのは、最初ダンしか使わない用語だったのに、最近はみんな普通に使うようになってきましたね。
光に包まれるビックフットに驚くミユキたち。
レイズナーを思い出します……
スカイブルーム王国の地上に遺跡と同じ模様が浮かび上がる。
「ダンさんは、やはり伝説です」
涙を浮かべるフローラ。
喜びとか、悲しみとか色々交じってそうな感じの涙。
ダンとの勝負の中で、ルージュは自然と体が動くようになっいた。
熱くなければバスカッシュではないというダンに、ルージュは鼓動の激しさを感じる。
――そうだ、私ずっと夢の中で誰かの事を呼んでいた……
「あなたは、誰?」
「俺は俺、バスカッシャー、ダン・JDだ!!」
一気に記憶を取り戻したルージュ。
「バスカッシャー……わたしの、ダン」
私の、とか言っちゃってますよ、この娘。
「どうだ、バスカッシュは良いだろ、アイドルレッド」
「レッドじゃない、ルージュよ。
いい加減に覚えてよね」
「ルージュ、久しぶりだな」
「ただいま」
ルージュが記憶を取り戻した事を喜ぶシトロンとヴィオレット。
二人は手を繋ぎ、仲間達の応援を受けて、シュート。
「これが俺たちの」
「私たちの」
「「バスカァァァァァッシュ!!」」
二人のシュートに、王国の地下に眠る石が遂に目覚める。
最後ぐらいはダンクシュートかと思ったけど、石の目覚めのためにはダンクではなく、雷の球じゃないといけないのか。
ミユキだけが少しだけ悲しそうなのは、ダンの事を諦めたからかな。
どう考えてももうダンとルージュが相思相愛で、ミユキは失恋だもんな。第1話とかではヒロインっぽく出てきてたのに。
勝負も終わり、喜ぶエクリップスとファン達。だがヤンの命令で、兵士達がダンガン号を銃撃。
「いやぁぁぁぁぁぁあ!!
ダァン!!!」
ルージュの悲鳴が木霊する。
避ける間もなく被弾したので、流石のダンでも無事では済まないようですが、死ぬほどの攻撃はしていないようだ。下手に殺すのは影響が大きすぎると思ったのかな。
そういえば、アウローラ姫が手を回した筈のガンツとベルは何をしているのでしょうか。
彼らがサウザントたちの妨害の鍵を握るのかなぁ。
後、アイスマンもそろそろやってこい。
ラストを前にして良い感じで盛り上がってきたな。
作画がちょっと悲しくなるシーンがあるけど、感じな場面はちゃんと描かれているのでよしとしよう。
次回 第23話「ゴーズ・スラッシュ・ゼッド・ソウ」
ヤンの暴走に、スラッシュがちょっと怒ってる感じだ。
そしてスラッシュ・キーンズが彼と共に登場した、ということはいよいよアイスマンも戻ってくるのでしょう。
ルージュと共にダンを連れて逃げてる人物がアイスマンかな。
公式サイトのアンダーグラウンド編のキャストコメントを聞く限り、次回ともしかしたらその次ぐらいはダンが気絶したままの状態になるようですな。
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