ステルス(ネタバレ | 無限回廊幻想記譚 旧館 -アニメ・映画感想-

ステルス(ネタバレ

 見る予定は無かったものの、付き合いもあり見てみる事に。
 あ~、作品自体は悪くなかったですね。

 始まる前に、エンディングテロップ後にも映像がある、との注意書き。
 どんなものか、少し期待。

 ネタとしては結構ありがち。
 感情を持つAIが開発され、そのコンピュータの操縦するステルス機と主人公達が操縦するステルス機がテスト運用される事になる。
 最初に感じたのは、AI云々よりも、あのAIの操作しているマシンの性能を人間に与えてやった方がいいんじゃないのか、という事。空中で制止したりしてるしさ。

 テストのつもりが急遽、実戦となり他国にいるテロリストをビル毎葬る事に。被害を出さない為の最良の策を、EDIに任せろと言われてるのを無視して自分でやる主人公。これが後々の災いに。
 回りに被害云々以前に、他国への領空侵犯・攻撃・犯罪者に対する自分勝手な粛清……流石正義の国。ばれなきゃ何でもありかよ。
 帰還中に雷に打たれて、制動がおかしくなるEDI。そんな雷程度でどうかなるシステムなのか、と思わなくも無いが、どうやらこれが後のヒキだったらしい。

 休暇です。ヒロインに惚れるが、彼女には手を出さないと言うルールが海軍の中にあるらしく、やせ我慢。
 で、命令違反を咎められる主人公。AIのEDIがこのチームの中心とまで言われる。
 そして次の攻撃。他国が手に入れた核兵器を破壊……やりたい放題だ。しかも近くにある街に放射能が襲う可能性がある為中止を提案するパイロット達に、実行を告げる指令とその通りと実行するAI。主人公達は市民に被害が出なければ何でもあり、上の人達は目的達成できれば何でもあり、という感じ。結局放射能が市民を襲う。
 更に独自に行動を初めてしまうAI。暴走するのは定番です。
 止めようとする3人のパイロットのうち、黒人死亡。主人公がヒロインと結ばれる為には彼は邪魔なのです。いとあはれなり。
 で、更にヒロインもダメージ受けて離脱。
 単身でEDIを追う主人公。その間にヒロインは北朝鮮に不時着。国交がないと、即効で探索を断念されてしまいます。実際には交渉すればなんとかなりそうな気もするけどさ。ヒロインの目にする北朝鮮は、自然も人の生活も、どうもらしくない。と、いうかまるでインディオの生活ですよ。いくらあそこの住民でも川で洗濯はしてないと思われる。
 そんな事と知らない主人公は、ロシア軍に襲われつつ、ロシアにある核廃棄施設の攻撃に向かうEDIを阻止すべく戦い、何とか勝利を収める。

 和解した彼らは指令の指示に従ってアラスカへ。
 ここで指令はEDIを初期化し、主人公を抹殺しようとするが、気付いた主人公がその場を切り抜ける。EDIも雷に打たれていた時の影響で初期化出来ない状態となってたので助かる。
 EDIに乗ってヒロインを北朝鮮へ救出へ向かう主人公。ヤツが操縦桿を握る意味があまりない。ミサイルを撃っていたようだけど、別にヤツが撃つよりEDIに任せた方が的確だろうに。
 しかもあの怪我でマッハに耐えられるのか、ヤツは。超人ですか。
 国境付近まで逃げてきたヒロインは、後一歩の所で見つかるも、もちろんそこに主人公達が現れて救出……国境警備軍とか壊滅させてます。凄い国際問題なんですが。奴ら的に一般市民に被害が出てないからOKなのか。『敵国』らしいしな。
 EDIは主人公達を救うため、ヘリへと突撃してぶっ壊れる……邪魔者は徹底的に排除する方向らしいです、この映画。
 そんな尊い犠牲の下に無事に国境を越えてもう大丈夫……自分達は国境無視だけどな。

 仲間の死を弔いながら、主人公の告白も中途半端……


 そして期待のスタッフロール後の映像……

 多くは語るまい。
 一言で言うならB級ホラーのエンディング

 評価:6/10点 あのオチはねぇ