ファイル交換ソフトについて | 無限回廊幻想記譚 旧館 -アニメ・映画感想-

ファイル交換ソフトについて

ファイル交換ソフトそのものについては、特に問題は無いだろうと思います。それそのものは違法性は少ない。しかし要は使い方ですね。

著作権に反するものを交換するかどうかはユーザーに委ねられてしまう。違法性をなくすのであれば、その辺りのチェックをソフトに入れるしかないのですが、なかなか難しいでしょうね。
リッピングに対する対処も難しいのが現状ですし。
ユーザーの道徳心に期待するのは、神に祈るより無駄な事で。

しかしこの手のソフトで(特にMX)映画やら音楽ファイルを交換している奴らの笑えるのが、やたらとマナー云々を言うこと。交換するのに、メッセージを送るのは礼儀だの、なんだのと言っているのをサイトで良く見かける。
が、そもそも、テメェらは著作権を無視している訳さね。そんな奴らにマナーだの礼儀だの常識だのを唱える資格など無いと思うのですが? クリエイターに対する礼儀も常識も無い身分で何をのたまっているのやら、と鼻で笑える。

また、買ってまで聞きたいCDやDVDがない、などとのたまっているのも良く聞くが、なら聞くなよ。
買いたく無いけど聞きたい、見たいならレンタルしろよ。
今はネットでレンタルとかもやってんだから。
曲ならラジオでも流れてるし、リクエストだって出来る。映画ならTVで放映されるまで待てば良い。
買ってまで~、というのは所詮いい訳に過ぎない。そこまでのものがないから、何をしても許されるわけではない。
極論すれば、欲しい商品が無いから、万引きしても許されるのか、という話ですな。

友達同士で交換するのとも、また訳が違う。一つはその範囲。
友達同士では所詮一人から普及するのは数人。ま、借りた奴が違法にリッピングして、それを誰かに貸すとかしなきゃだが。したなら、そいつは結局著作権を侵しているので、論外として。
対するファイル交換ソフトなどはそれこそ幅広いし。

ぶっちゃけ、ファイル交換擁護派の発言は理由ありきではなく、自分のしている違法行為を正当化しようとして、後付けで無理やり屁理屈こねてるだけにしか思えないです、はい。