僕のモノを突き入れる度に、ぐちゃっという卑猥な音が響く。
ねぇ、僕とあの男、どっちがいい?
あぁ、訊いても君はもう喋れないね。
でも分かってるよ。あの男の方がいいんだよね?
僕じゃなくて、あの男。愛してるから。
悔しいなぁ。君を心から愛してるのは僕なのに、あの男の方が君に愛されてるなんて。
でもそれでもいいや。君はもうあの男の物じゃない。僕の物。
そんな忌々しそうな顔しないでよ。
だって、仕方ないよ。
僕を置いてどこかに行こうとするから。
そうなったら、やることはひとつでしょ?
生きた君を手に入れられないなら、死んでいても君が欲しかった。
だから、君を殺すことを決めた。

君を殺して、君を食べて、僕はやっと君を手に入れられた。
ねぇ、僕は今幸せだよ?
さて、君の中で果てるとしよう。