人は話すことも、笑うこともできるのに、
自分を表現することを、避けてしまうんだろう?

そして、なぜ人は表現しなければいけないのか?

これ、ほんとに核心なんです。




テクニックとかスキルとか、そんな前の話で、
ただ単に、自分を出すのが"怖いから"でもない。

もっと本質的な理由があるので、
今日は
【なぜ人は表現できないのか?】
【なぜ人は表現しなければいけないのか?】
を、ストレートに書きます🙌

ではいきます!


【なぜ人は表現できないのか】

①自分の“本音”がわからないから

これね、ほとんどの人がそうです。
本音がないのではなくて、わからないのです。

本音というのは、理由とか意味とか結果ではなくて
ただただ、0.1秒の瞬間の"気持ち"。

みんな、本音を聞くと、考えて出そうとしている。

理屈、理由、建前、いろんなものを付けて。

普段のコミュニケーションでは
TPOに合わせるという1クッションを入れて
自分を出している人が多い。

だから、
「表現したい」って言うけど、
いざ出そうとしたら、
“何を出したらいいかわからない”ってなる。


だって本音って、
見ようとすると"本当は"痛いんです⚡️

実は、自分が嫌いな姿だったりする。

そこに気づいちゃったら
変わらなきゃいけない気がするし、
本音を感じると、今まで頑張って"作ってきた"自分が崩れちゃいそうで怖い。

そうすると、自分の傷と向き合うことから逃れられる方向へと自分を調整し出す。

だから本音はずっと“保留”のまま。

表現以前に、
「何を表現すればいいのかわからない」状態になっているんです。







②失敗じゃなくて
 “存在ごと否定される気がする”から

これ、めちゃくちゃ真実。

表現って、何をどれくらい早くできるかとか、
能力の披露じゃないのです。

何もできなくても、何もなくても、
そのまま自分自身を差し出す。

でもこれが、めちゃくちゃ怖くて
頑固なブロック!


なぜか。

差し出すものが何もなかった瞬間、
傷つくのは能力じゃなくて

「私そのもの」。

人から否定されなくても、

自分そのものにNOを突きつけられた感じになる。

これは、ただ自分が自分にNOを伝えているだけ。

出そうとして、
出てきた自分が最高に輝いていることが
わかるのに、出す前にNOを伝えて逃げてしまう。

人は能力の失敗は耐えられるけど、
存在の否定って、本当に痛いよね。

だから人は止まってしまう。

自分を見せない工夫をしてしまうし、
なんとなく輝いている人に寄っていく。




③ 過去の体験で『出す=危険』と覚えちゃってるから

これは無意識の話で、

・大きな声を恥ずかしいと感じた
・意見言って浮いた
・頑張ったら空回りした
・前に出たら叩かれた

こういう体験が積み重なると、
身体が勝手に記憶してしまう。

大人になっても、
この体感が身体の中で動いてるんです。

だから、表現したくなるときなんて
待っていても実は来ない。

本気で何かを成し遂げたいと覚悟を決めた時、
はじめて人は、自分の表現と向き合うことを始める。

ここに飛び込むことができるのはほんの一握り。

でも!ここと向き合わない先に、
自分の人生がないことも、人はどこかで知っているよね





④表現した“本当の自分”を見る覚悟がまだできてないから

ここも奥深いところ、、、。

表現すると、
自分が全部見えます。

自分にも、相手にも。

強さも、弱さも、癖も、個性も、欠けも、長所も、
本音も、本性も、矛盾も。

それを「見るのが怖い」。
(本当は怖いものではなく、素晴らしい!って心の底から思えるものだから安心してね!)

でも、
見ると、自分で自分を変える必要が出てくるのはそう。
だから出せない。これが、無自覚のブロックになるんです。


「まだ自分を肯定しきれてない」と
人は自分を出せないのです。

でも、一生そこを楽しめないで
本当に自分の人生を楽しめるのか?





じゃあ、なぜ人は表現しなきゃいけないのか?

わざわざ、壁を越える努力なんてしたくない!
そのまま変わらなくていい自分を貫く人生もいいんじゃない?

って思いますよね?


ここ!!
ここが核の部分。

【なぜ、人は表現しなければいけないのか?】

①表現しないと、“自分の人生”にならないから

表現しない人生って、
ずっと「反応」で生きることになります。

誰かの期待に反応して、
空気に反応して、
ルールに反応して、
SNSに反応して、
正解に反応して…。

それ、もう自分の人生じゃなくない?笑

出す=主体性
反応=他人の人生

あなたはどっちで生きていますか?

表現って、
自分の人生を取り戻すことなんです。

コミュ力の高さではなく、
何かすごいパフォーマンス力を磨くことでもなく、

自分を表に現しながら生き抜く力。
これが自己表現。


つまり、
表現しない人生は、
自分を生きられない人生に限りなく近くなる。






③表現は“自分を知る”一番早い方法だから

人は、
考えてるだけじゃ自分がわかりません。

自分を知らないのに
自分の使命に出会うこともできない。

出した瞬間にわかるんです。
出さないとわからない。


自分の魅力、自分のやりたいこと、自分の人生、
ノートと向き合って、
それ、全て腹落ちしましたか?


自分を出そうと、表現しようとした時点で
あなたの体が沢山のことを教えてくれます。

・声の振動
・表情の強張り
・熱の上がり方
・涙
・空気の変化
・言葉の選択

ここに秘めているもの全部が“本当の私”。

自分の心を自分が動かすことができないのに
人の心に響かせることはできません。

だから、
自分が1番自分の心理を知ることがまず、大切。

表現は、自分の心理が一番よくわかる。
自分の心を見える化する1番早い方法です。




④表現すると、人は進化する

表現は人生を前に進める筋肉。
出すたびに自分を扱えるようになる。

完璧じゃなくていい。
そのままの自分に愛を持って
放つことができたとき、

弱い自分で出した経験が、
圧倒的な自己肯定感をつくる!

出すことでしか本当の強さは育たないのです。




④ 表現しないと、人と繋がれないから

人は表現しない限り、
誰とも深く繋がれません。

特に女性は
表現すること、
共鳴し合うこと、
存在の交換で生きています。

だから表現しないと孤独になる。
SMSでも、数字など、自分の核を出さないで
仲間感だけで繋がっていても
どこか孤独のまま、承認欲求が過剰になるだけ。

本当の意味で“繋がる”って、
自分の核で人生を生きる、表現しかない。



⑤表現は、ある時から“使命”に変わるから


出し続けた人は、
ある段階から急に
「自分のため」じゃなくなります。

誰かを救える言葉になる。
誰かの背中を押す光になる。
誰かの人生を変える存在になる。

表現が“使命”に変わった瞬間、
人は止まらなくなり、

ここに行きついた人は皆、
表現しない理由がなくなります✨


表現は“才能”じゃないし、

上手さでも、スキルでもない。

“自分を差し出す勇気”
“存在を肯定する力”
“命をそのまま生きる覚悟”

これだけでいい。

表現はね、
生きる力なんです。

震えててもいい。
下手でもいい。
整ってなくていい。

それでも、表現しない理由がどこにありますか?








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