私のもとには毎月、多くの方が
「話しているのに届かない」
「伝えているつもりなのに、なぜか響かない」
「存在感や説得力がない」
という悩みを抱えてレッスンに来ます。
今は、「より良いものをつくる」こと自体は
AIにも任せられる時代。
だからこそ、“誰が、どう伝えるか” が、
人と人の差を生む時代でもあります。
ところが実際には、
✔ちゃんと話せているのに、話すほど心が離れていく
✔理解はされるのに、心が動かない
✔「なるほど」で終わってしまう
こんな“届かない現象”が、
ほとんどの人に起きています。
なぜか⁉️
届かない人に、共通して“話し方のクセ”があるんです。
これは本人の能力や性格の問題ではなくて、
むしろ、ほとんど全員が通る“自然な落とし穴”。
1.話せているのに届かない理由の9割は「回想モード」だから
多くの女性が陥るのが、
“回想しながら話す” という状態。
・過去の体験を思い出しながら話す
・自分の感情を中心に語る
・頭の中のストーリーをたどりながら喋る
これ自体は悪いことではない。
むしろ自然だし、全て必要なこと。
けれど、この「回想モード」だけで話すと
どれだけ丁寧に伝えても、
どれだけ良い話をしても、
聞き手はなぜか置いていかれてしまうんです。
そして、話が進めば進むほど
「遠ざかるような感覚」になる💦
この現象は、もう何十回も見ていて、
伝えたいなら伝えてはいけない。
"話す"だけでは、限界があり
この先がまさに表現力の領域!
2.“相手のため”のつもりが、なぜか自分中心になる理由
多くの女性に尋ねる質問があります。
「目の前の相手に、どうなってほしい?」
すると必ずと言っていいほど返ってくるのが、
「私が○○してよかったよ〜変われたよーっという幸せが伝わってほしくて…」
という答え。
一見するととても優しい。
相手思いに聞こえる。
だけど、この答えには
“自分の想いをわかってほしい”
という成分が強く残っているんです。
これでは、話がどうしても
自分の内側に閉じてしまい、
その瞬間、
聞き手の心の扉は静かに閉じはじめます。
3.届く人が必ず持っている「ボランティア精神」
では「届く人」は何が違うのか⁈
それは、たったひとつ。
相手にどうなってほしいか “だけ” を願っている。
ということ。
勇気が出るように
元気が戻るように
希望が持てるように
幸せになるように
少しでも進歩するように
この純粋すぎる他者への願いで話している。
この感覚は、何かに似ています。
それは、もうほとんど
ボランティア精神に近い。
見返りではなくて、
理解されたいわけでもない。
ただ、目の前の人の人生が
少しでも良くなることだけを願う。
その純度が、言葉を光らせるのです。
4.宝塚が教えてくれた「届ける」とはこういうことだった
思い返せば、
宝塚の現場でも同じことを徹底的に学びました。
未熟な頃は舞台袖の失敗を引きずったり、
寝不足で気持ちがのらなかったり、
客席に知り合いがいて緊張したり。
でも、最後にたどり着いた結論はひとつ。
自分がどんな状況でも、
今日来てくれた人が幸せになって帰ってほしい。
これだった。
舞台は“自分の技術を見せる場”ではない。
お客さまの人生の1日を預かる場所。
これは、どんな職業でも同じではないでしょうか。
そしてこれは、
一見、自己犠牲のように感じるかもしれないけど
そうじゃない。
と、後になって気づいたことがありました😌
この精神で立つとき、
実は一番元気になるのは自分。
実は一番幸福度が上がるのも自分。
これは“自己犠牲”ではない。
むしろ逆。
その瞬間、自分は“ヒーローの自分”を生きている。
自分の行いで
自分も人も引き上がる。
5.高学歴でも、高キャリアでも同じ壁にぶつかる人が多い
これは、特定の誰かの話ではなく、
私が今まで見てきた多くの女性が
必ず一度はぶつかる壁です。
・うまく話せているのに届かない
・情報は伝わるのに、心は動かない
・丁寧に話してるのに、なぜか薄い
・聞かれているのに、響いていない
・自信を持って話すほど、大袈裟だと感じさせてしまう
理由は、たったひとつ。
「伝えたい自分」から抜けきれていないから。
でも、ここを越えた瞬間
人生が変わるレベルで全てが変わっていく。
声も、伝え方も、存在感も、仕事も、人間関係も。
そしてその変化は、
私が見てきた中でも例外なく起きています。
6.あなたにも訪れる「届く側」へのスイッチ
もし今、あなたが表現すればするほど
届かない
伝わらない
反応されない
理解されない
嫌われるのが怖い
だから、雰囲気でカモフラージュする表現を
自分らしさだと感じてしまう、
そんな思いがあるなら、
まずはこう自分に問いかけてほしいです。
「私はいま、目の前の誰かの“幸せ”を願って話せているか?」
技術の前に、ここが整うと
あなたの言葉は必ず届きます☺️
これが、自己表現の最終地点であり、
ビジネスの最終地点でもあるから。








