すっかりご無沙汰しておりますが、
お変わりございませんでしょうか。
日ごとに暑さが増し、すでにこの暑さに体がまいってしまいます。
梅雨時に畑で見かけたヒマワリは小さく雨に打たれながら、雲に隠れて見えない太陽を見上げ、届け届けと背を伸ばしていたのに、今では何メートルも高くなり、ギラギラ射す太陽に向かってどちらが一番高いかを競い合っているようでした。たくましいです。
7月20日に「安達征一郎生誕95周年」を迎えました。
オリンピックまで生きていたいと言っていた
安達征一郎氏の願いは惜しくも叶いませんでしたが、生前中も亡くなった後も、遺言の通り「安達文学」は沢山の方々の手によって、思いによって現在も生き続けることができております。心より感謝申し上げます。また、これからもご愛読賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
余談ですが…
先日、中学生になった息子の学校で「読書の時間」があり、家から小説を持ってくるようにと持ち物にあったので、息子は安達征一郎氏の少年ハヤトとケン⑦「夜の学校にご用心」を選び「スリルと謎解きを味わうんだ!」と言って学校で読んでいるそうです。
安達征一郎氏は生前、「財産は無いけれど、安達征一郎の作品は残るから、次世代に伝えていってほしい」とよく私に言っていました。
安達征一郎氏の作品には子供にも大人にも楽しめる作品が幅広くあり、息子は安達征一郎氏のお陰で貴重な経験ができています。
ありがとう。これからも見守って、得意の奇跡を起こして下さい。