外装のアスベストの件です。(関係者はもちろん一般の方にもご理解してほしいですm(_ _)m)

 

先週私のところにある相談をいただきました「厚生労働省と環境庁へのリフォーム対象の建材のアスベスト含有の有無を伝える電子報告システムの”Gビズ”」に報告したところ、所轄行政から電話があり、

「石綿解体作業に立ち会いたい!」

との連絡を行政(市役所)から言われたとのことです。

石綿含有建材の軒天ボードたった6枚(約5m2)撤去するだけの工事なのに・・・

正直ちょっと早いな!と感じました。(法令施行開始から立ち入りを実施するまでの時間ということ)

当然こちらは対策済なので、テンプレートの作業計画書の記入の仕方やその他必要な事項を伝え1時間くらいリモートで行ったり来たり打合せをして解決しました。

ご相談いただいた会社は、石綿作業主任者と特別教育をすべて受講されていたのでほっとしました(^^)

こんな事態で工事延期になる恐れもあるので、関係者の皆様は、資格の所得や講座の受講は早めにオススメします(°_°)

ここでちょっとはっきりしたいことがあります。

( ̄^ ̄)ゞ

①市の担当者はレベル3の撤去工事に「保護衣(何か白い原発の除去でも使っている白い「保護衣」)を着用するように指導したらしいですが、これは石綿作業主任者の講習を受けていれば、

「作業衣(普通に作業衣)」となっているのは明らかです(安衛法石綿則14条②から④に記述されているので「でもうちの市は違いますから!!」って言ったら、まず厚生労働省の本庁に確認しますよね!!)念のため担当地方行政側にちゃんと熟知した指導が必要と思いました。行政側の無知ゆえの”より厳しくしておけば何とかなる”という甘えた考えを行政は正すべきです。(お上だからって適当なこと言っても、下々はいうこと聞くとかもうそういう時代じゃないです・・・)必要以上のことを指導される側の立場も考えてほしいですよね・・・(結構行政の方も石綿含有建材調査者の資格は所得されている人多いみたいですが、石綿作業主任者の講習じゃないと正しい作業基準は教えて貰えませんよ!!)

②この案件は近隣の通報????(多分間違いありません!前述の通り立ち入りまで早すぎます) だとしたら

「あなたは99.999%以上関係ないですよ!」って通報者に言いたいです

石綿作業主任者の講座を受ければ、ごくまれに40年以上昔に石綿製造工場の前を毎日通学していた人が羅患した1例があるそうですが、基本的に、丸ノコなどで真っ白な粉じんを出さない限り近隣への飛散はまずないです。

ほぼ作業者への対策になっています。(私も昔かなり石綿を防じんマスクなしで普通にすごい量吸っていました⇨いわゆる手遅れ的な( ̄▽ ̄))年単位という期間は定められていないですが、一定期間作業していた人の羅患防止対策です。

たとえば防じんマスク RL-2 RS-2 の防じんマスクを装着して、撤去建材を湿潤させて所定の方法で処分するというものです。

(そのほかに健康診断の定期的実施とかもありますが)

いわゆる近隣飛散を規制する「大防法」関連の申告義務はレベル3の場合は事前調査報告以外存在しないため(処分時の報告義務は存在します(建設リサイクル法の範疇)*つまり作業は範疇ではない)ということは飛散の懸念は政府は想定していないということですよね!(除去する含有建材が湿潤作業である前提で)

いずれにしても最低でも一般の皆さんにもこの2点を共有してほしいですね(@_@)

*撤去建材の粉塵をちょっと吸ったぐらいでは近隣の方の健康被害はほぼないとご認識ください!  *丸ノコなどで粉塵を巻き上げるような作業をしない限りですが・・・

よく”ドスンドスンと作業をしている!という近隣の話を伺いますが、どうしても訴えたければ「録画してください!!www」ドスンドスンってあんまり現場で聞いた音ないんですよね・・・・多分自分の言いたいことを肯定してもらいたい「大袈裟な言い回し」だと思います。(コロニアル解体作業で絶対ない音ですね・・・wwww)*瓦解体でも今ではもちろん出ない音ですね!*もしドスンドスンという音で置くと傾斜屋根なので今まで置いている撤去した屋根材が滑り落ちる恐れが発生するので、気をつけて出来るだけそっと重ねるが正解です!!!!

(昔瓦を2階から足場なしでトラックに直接投げていた時は「ガチャンガチャン!!」というのはありましたが今はもちろん無いです!!いずれにしてもドスンドスンは一回聞いてみたいのでおっしゃっている一般の方はぜひここに投稿してほしいですねwww!!)

ちょっと真面目な話になってしまいましたm(__)m

 

最後に大事なことなので強調しますが「コロニアルを隣の家で撤去作業しているくらいでは、アスベスト被害にはならないですよ!!」

 

我々が20年以上前にやっていた現場では、アスベスト含有建材を丸鋸等で切って“毎日切り子がモウモウ舞っていて白い状態で作業していた”中で作業していた人が、時々それ由来でなくなっているだけですよ!!!

 

無駄な心配はしないようにしましょうね( *´艸`)

 

 

受注者(リフォーム会社)、発注者(お施主様)ともに正しい知識を持ていただくように今後も情報を発信していきます。

 

それでは素敵な1日を!(^^)!

 

 

ホームページエーシャギートップ (bros001.net)