コロニアルの上にカバー工法するときの雨樋を交換しなくても大丈夫なのか??

 

こういうご相談も多く受けます。

 

この「カバー工法時の軒先部材」が各屋根メーカーごとにしっかり開発されていますので、既存のコロニアルの先端から雨樋の先端までの寸法が図のような寸法であるのであれば、ほとんどの屋根材のカバー工法で既存の雨樋は使えるということができます。

 

しかし図のような寸法であるのであれば がそう簡単にはいかないのです。雨樋を取り付ける方は結構良い意味で「カンピューター」で施工されています。これはその地域地域で特性があったりで施工図のように決められた寸法で取り付けると場合によっては不具合が発生することがあるためです。そして新築時には「カバー工法を前提とした取り付けをしていない」ことは当然ですよね!

 

図の寸法であれば大丈夫なので確認してみてください参考までにシュミレーションを書いてみました。

 

ただしそもそもの大前提で「築20年くらいでカバー工法を行って足場をかけるなら雨樋は交換したほうがいい!!」と思います日本の雨樋はほとんどが塩化ビニール製の雨樋ですので、塩化ビニールの雨樋は経年が進むと「硬化劣化」を起こし割れやすくなり場合寄っては接合部の接着座の寿命なども合わせて発生することが多くなるのが20年~の時期です。 足場代をまたかけて雨樋を交換するのはちょっともったいない気もします。

 

ただし予算などの都合もあると思いますのでご判断にお任せなので、本日はカバー工法後に既存の雨樋は使えるのか??という参考図を作図してみました(´▽`*)

 

 

受注者(リフォーム会社)、発注者(お施主様)ともに正しい知識を持ていただくように今後も情報を発信していきます。

 

それでは素敵な1日を!(^^)!

 

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