昨日、仕事がなくなりまして、
行きたかった 「怖い絵展」@京都県立美術館に潜入。


平日でもいっぱい

夏休み関係ない層だったから、人気なんやろねー。


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入口でキルケーに杯を差し出された相手として写真撮れます。

美女よね、スッケスケやし、
勧められたら飲んでまうよなー。

しかし飲んだら、足元に転がってる豚みたいになるっていう。


こわーーっ。


ま、こんなのは序の口で、

切り裂きジャックの犯人候補だったシッカートの絵とか
わ、病んでる?的な。

西洋版地獄絵図 とかは残酷で。

戦争時代のグロいのとか。


自殺しちゃった画家の自分の未来を示唆してたっぽい絵とか。


あ、あのハッピーな絵しかみたことなかったセザンヌの「殺人」ってタイトルの絵もゾクっときた。


いやいや、興味深かったーー。



残念なのは小さすぎる絵も多くて、
どうしても人が溜まっちゃう。
解説文はすごいセンスあるのに、これもフォントが小さくてしんどかった(^_^;)


しかし、目玉でもある
「レディジェーングレイの処刑」
これは圧感!

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これね。


もう絵自体が、縦2メートル、横3メートルくらいあったかな、
存在感がすごいし、
たっか9日しか王妃でいられなかった16歳のジェーンの美しさ、純潔さったら。
もう輝いてるし、血管が透けて見えるような美肌が生々しくて。

これからまもなく首を切り落とされちゃう😭ってのが想像できるから
余計切なくて…。

ほんとはこんな美人じゃないっぽいし、
実際は屋外で黒いドレスで処刑されたらしい。

劇的なんよね、計算しつくされてるというか。
侍女の放心した表情もリアルすぎ。

そりゃ、後世に語り継がれるわ、みたいな。



他にも、実際とは違うけど、
絵のせいでドラマティックに世に認識されてる事があったり。


絵をただ感じるだけでなくて、
実は史実とか描かれた時代背景を知ることで、また違う捉え方ができる

という、中野京子さんの想いにも共感しやした。


んー、感性を動かしたら
お腹空いた!ことで、


北野坂フレンチ「レシピ」に。


15時までやってくれてるのが嬉しい。



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まずはジャンパーん


このせいで
2700円の1番安いコースにしました。(笑)



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自家製焼きたてミニパンに、

スモークの香りをつけたバター💓


前菜は
淡路島産鱧のバジルソースをチョイス。
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雲丹のコクと、葉物のアクセントが混じって、さっぱり美味。


桃の冷製スープ
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デザートなら良いんだけど、
個人的にはここで甘さはいらんねん、みたいな(笑)
メインは仔羊の煮込み

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ちょっと野性味求めてたから、
これはバッチリ。
お肉はホロホロ柔らかくしっかりお味がありました😋

デザートはスイカのスープと
セロリのシャーベット。


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想像してたビジュアルと違った😆

スイカの種に見立てたチョコが、偶然クマの目鼻みたい(笑)



これも、 ちょっと期待ハズレだったけど、
サービス料とるだけあって、
スタッフさんは文句なしの接客だし、お店の雰囲気も素敵で、
優雅な時間を過ごせましたわーん。




怖い絵展は9月18日までやってるよー。