あだち理絵子オフィシャルブログ あだっちーだよ、全員集合!Powered by Ameba-090925_2224~01.jpg
あかん

はまってもうた…。
妹ちゃん文庫にあった
一条ゆかりさん著「砂の城」全6巻


簡単にストーリーをいいますと

フランス名家の1人娘 ナタリーは小さい時から一緒に育った 孤児のフランスが大好き
2人は身分の差で反対されて
ついには心中を選ぶ。

しかし ナタリーは1人助かってしまい 泣き暮らす毎日。

なんとか暖かい友人にはげまされ童話作家として活躍してゆく。

一方 死んだと思われてた フランシス
実はある女性に手厚い看病をうけ生きていた。
(よくあるがー、)実はフランシス
記憶をなくしていたのだった。
その女性と可愛い男の子までもうけ3人で幸せに暮らしいた。
何か大事なことを忘れてしまってると思いながら…。

そこに現れる ナタリー嬢

あぁ フランシス 生きていたのねー!!!
泣きじゃくるナタリー
蘇る記憶


しかーし フランシスにはまさかの
罪のない妻と子供がいるっ

やっと会えた最愛の人なのにーーっ。
誰も悪くない
ただ愛しているだけ

張り裂けんばかりの心



えと、大丈夫? みなさんついてきてる?

それからもいろいろありましてー

結局 フランシスと現奥様は命を落とし
ナタリーは1人ぼっちになってしまった 四歳の子供の貢献→後継人になることに。

フランシスの面影を残しながらも
自分ではない他の女性を愛した結晶でもある 子供。
まだ若いナタリーは 愛しさも感じながら 憎んでしまったり。
後輩は このリトル フランシスとナタリーの物語。


いやぁ 秀逸なのは
恋に狂うと 悪にもなってしまう
女性のエゴやら
相反する気持ちの描写

他にも

一途に愛してるのに
相手を想うからこそ
つっぱねてしまったり

自分は果たして
相手にとってふさわしいのだろうか
とか。


もー、他の登場人物の恋愛模様も切ないのよ。


三回ぐらい涙したね。


秋やねぇ…p(´⌒`q)