テレビ出演と記者会見

 

7/22(火)の朝、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に出演させていただき、「参政党の憲法案特集」でお話をさせていただきました。

 

国民が憲法を一から考えアイデアを出すこと、国民の実情を踏まえた「しらす」国のあり方、国民主権の話、食糧自給率の話などをお話しさせていただきましたので、良かったと思っています。

 

(ここからは、話しきれなかった部分です)

ところで、参政党の憲法案は、国民が自分たちでアイデアを出し合い、一から創り直すものです。

日本国憲法を修正したわけではないので、発想や構成などが大きく異なります。

 

特に権利についていろいろ言われますが、参政党は、新型コロナ下での緊急事態宣言のもと、マスク着用やワクチン接種を事実上強制するような動きに反対しており、その意味では「個人の権利や自由」を何より大切にしています。

 

日本国憲法下においても、ワクチンや医療に関する選択の自由が事実上踏みにじられたことを教訓に、そのような声をふまえて「医療の選択の自由」が明記されました。

また、そうした意見がメディアにほとんど取り上げられず、SNSでもワクチンに関する投稿や言論が制限されるなどの動きが起きたことに対し、国の多様な情報開示の保障や、情報通信インフラの外資規制なども盛り込んでいます。

 

生命の自由、表現の自由など、ただ個人の権利を書いているだけでは足りず、それを具体的に保護するための仕組みがなければいけない、それが「公益」の保護です。

政府は、医療の選択の自由を保障し、医薬品などの安全性に関する国の情報開示が必要です。

また、政府による多様な情報発信の保障、メディアによる報道の公正の確保、情報インフラの国内資本運営なども必要です。

 

ワクチンやSNSの議論にとどまらず、単に個人の権利さえ明記していれば、権利が守れる時代ではありません。

個人の権利保護のために個人が逐一裁判しなければならないとすると、個人に大変な負担がかかり現実的ではありません。

むしろ、公益を守る仕組み・制度を具体的に憲法に書き、国や権力に公益を守らせ規制することによって、個人の権利の基盤を守ることが必要という発想の転換なのです(もちろん、個人の権利があることは当然の前提です。)。

 

個人の権利 + 権利の基盤としての公益 を守る 

 

こうして権利をしっかりと保護することが、今求められていると思っています。

(こんな議論もしたかったのですが、時間がありませんでした)

 

 

また、本日の参政党記者会見に出席し、国民がアイデアを出し合い、一から憲法を創り直す「創憲」や国家観に対する関心が高まっていると考えていることをお話ししました(19:17~)。憲法に関する質疑は33:25~、1問です。