2019年12月31日、中央日報
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韓国政府は2020年に大規模な外国為替平衡基金債券(外平債)の追加発行を承認した。
外平債とは韓国政府が為替レート安定のため外貨準備高を増やす目的で発行する債券。
もっと分かりやすく言えばウォンの暴落時に備え、ウォンを買い支えるための資金、手持ちのドルを増やすということだ。
しかし外平債の追加発行は残高が増加し、利子負担が増大する。
韓国はニューヨークで発効する米国債などでドルを調達しているが、ここ数年は頻繁に行われている。
2020年15億ドル相当を調達すれば発行残高は94億ドル水準まで増え過去13年間で最大となる見通し。
毎年支払う外平債の利子だけでも約3000億ウォン(280億円相当)に達する
この負担増により韓国内でも追加発行の是非が議論になっているのだ
韓国企画財政部の関係者は外平債の発行について
韓国経済に対する海外投資家の信頼を確認するものだ、と説明しているようだ。
しかし韓国にある証券会社の債券運用担当者はこれを疑問視している。
外平債の発行の効果はあまり期待できない、と否定的な見方を示した
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韓国政府は多額の利子負担をさらに増やしてでも外平債を追加発行してドルを調達するという。
近年のウォン安で外貨準備高が大幅に減少している可能性がある。
あれ、先日、外貨準備高過去最高更新との発表があったような。。
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