もう縁はないだろうと思っていた不妊治療に、再び取り組んでいます。

 

妻は当初から「欲しいけれどできなければ仕方ない」というスタンスで、

僕も同じ気持ちです。

ただ、アラフォー年代である妻の、自分の年齢への認識が甘く思えたこと、

今しかチャレンジできないこと、自分が経験してきた困難さ等を話し、

しばらく前からクリニックに通っています

(蛇足ですが、以前の結婚生活で起こった出来事は包み隠さず妻に話しています)。

僕自身については、郵送の検査を受検し、この検査でわかる範囲では

特段の問題は無いという結果を得ました。

 

正直なところ、妻と知り合い入籍する過程で、かつて感じていた

「再婚して子どもができたとして100%喜べるだろうか」という思いは

気持ちの枠外へ寝かせたままになっていて、

今その思いを揺り起こしてもうまく考えることができません。

 

とは言え自分で妻に話したように、これは今しかできないこと。

歩みを止めて気の済むまで考え続けるほど時間はありません。

幸運に恵まれ子どもを授かり、自分の手で抱くことができたならば、

そのとき初めて答えが出ることだと思うようにしています。

 

タイミング法を試す時期が過ぎ、診療に同席し、同意書を書き、血液検査を受け、

今後は人工授精を行うことになりました。

結末はわかりませんが、知らず知らずに追い込まれないよう、

気負わずやっていきたいと思っています。